アクリル系塗装とフッ素系塗装の違い – 株式会社東恩納組

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2026年9月1日建築部

アクリル系塗装とフッ素系塗装の違い

アクリル系塗装とフッ素系塗装の違いとは?特徴を分かりやすく解説!

こんにちは!

建築部の小橋川です。

今回は塗装の中でもアクリル系塗装とフッ素系塗装について書いていこうと思います。

建物の外壁や屋根などに使われる「塗装」には、さまざまな種類があります。

その中でも比較されることが多いのが、アクリル系塗装フッ素系塗装です。

「どちらも塗料なのに何が違うの?」
「価格が安いのはどっち?」
「長持ちするのは?」

今回は、アクリル系とフッ素系の違いを、できるだけ分かりやすく紹介します。


■ アクリル系塗装とは?

アクリル系塗料は、アクリル樹脂を主成分とした塗料です。

大きな特徴は、価格が比較的安く、扱いやすいこと

発色が良く、カラーバリエーションも豊富なため、外壁だけでなく、さまざまな塗装に使用されています。

一方で、耐候性や耐久性はフッ素系塗料に比べると低く、紫外線や雨風の影響によって劣化しやすいという面があります。

そのため、長期間にわたって塗り替え回数を減らしたい場合には、あまり向いていません。

アクリル系塗装のメリット

  • 比較的安価
  • 発色が良い
  • カラーバリエーションが豊富
  • 施工しやすい
  • 短期間の建物や塗り替え頻度が高くてもよい場合に向いている

デメリット

  • 耐候性が低め
  • 紫外線による劣化を受けやすい
  • フッ素系に比べて耐久性が低い
  • 長期的に見ると塗り替え回数が増える場合がある

■ フッ素系塗装とは?

フッ素系塗料は、フッ素樹脂を使用した塗料です。

最大の特徴は、高い耐候性と耐久性です。

外壁や屋根は、1年を通して紫外線、雨、風、温度変化などにさらされています。

フッ素系塗料は、このような厳しい環境に強く、塗膜の劣化を抑えやすいのが特徴です。

また、汚れが付着しにくく、長期間にわたって美観を維持しやすいというメリットもあります。

その分、アクリル系などの比較的安価な塗料と比べると、材料費・施工費が高くなりやすい点には注意が必要です。

フッ素系塗装のメリット

  • 高い耐候性
  • 耐久性に優れている
  • 紫外線や雨風に強い
  • 長期間、美観を維持しやすい
  • 塗り替え回数を減らせる可能性がある

デメリット

  • アクリル系などと比べて価格が高い
  • 建物の用途や予算によってはオーバースペックになる場合がある
  • 下地の状態や施工品質によって性能が左右される

■ アクリル系とフッ素系を比較してみよう!

項目 アクリル系 フッ素系
価格 ◎ 安い △ 高い
耐候性
耐久性
発色
汚れにくさ ○~◎
長期使用
塗り替え回数 多くなりやすい 少なくできる場合がある

※性能は製品や仕様、施工条件によって異なります。


■ 結局、どちらを選べばいい?

「高いフッ素系を選べば必ず正解」というわけではありません。

例えば、短期間の使用を予定している建物や、初期費用を抑えたい場合には、アクリル系が選択肢になることがあります。

一方で、長期間使用する建物で、できるだけ塗り替えの回数を減らしたい場合には、フッ素系が適しています。

特に外壁や屋根など、足場を組んで塗り替える必要がある場所では、塗料そのものの価格だけで判断するのではなく、**「塗り替え工事全体にかかる費用」**まで考えることが重要です。


■ 塗料選びは「価格」だけで決めない!

塗装工事では、どうしても「1㎡あたりいくら?」という価格に目が行きがちです。

しかし、本当に重要なのは、

「初期費用+将来的なメンテナンス費用」

を考えることです。

アクリル系は初期費用を抑えやすい一方、耐久性の面ではフッ素系に劣る傾向があります。

反対にフッ素系は初期費用が高くなりやすいものの、長期的なメンテナンス回数を抑えられる可能性があります。

建物の使用期間、立地条件、予算、メンテナンス計画などを総合的に考えて選ぶことが大切です。


■ まとめ

アクリル系塗装とフッ素系塗装には、それぞれ違った特徴があります。

「安く仕上げたい・短期的な使用を重視」ならアクリル系。

「耐久性を重視・長く建物を守りたい」ならフッ素系。

というように、目的によって適した塗料は変わります。

また、実際の塗装工事では、塗料の種類だけでなく、下地処理・下塗り・中塗り・上塗りなどの施工品質も仕上がりや耐久性に大きく影響します。

「高い塗料を使えば安心」ではなく、建物に合った塗料を選び、正しい施工を行うことが、長持ちする塗装につながります。

塗料を選ぶときは、目先の価格だけではなく、10年、15年先のメンテナンスまで考えて検討してみましょう。

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