スラブ – 株式会社東恩納組

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2015年5月18日建築部

スラブ

お疲れ様です。山城です。

沖縄市のイオンモールがオープンしてもうすぐ1ヶ月経ちますが
皆さんはは行きましたか。

延べ面積は160,000㎡あり、広さは東京ドームの3.5個分もあるそうです。
また、店舗は全部で200店舗以上あります。
全部回り切るのに一週間くらいかかりそうですね@@;

土日はしばらくは渋滞が続きそうです。
また、イオンモールの周辺には徳州会病院、低層住宅、中高層住宅、
健康促進、スポーツのための運動施設などが建設予定で、今後さらに
人が増えて発展しそうですね。
ファイル 641-1.jpg
さて前回は杭の話だったので、今回はスラブ(床板)の話をしたいと思います。
スラブは建物の中でも最も荷重を受ける場所で、
構造スラブはスラブ→梁→柱→基礎→杭と荷重が伝達していき、
土間コンクリートはスラブから支持地盤へと直接荷重が伝達されます。

イオンモールのように大勢の人が歩いてる場所などは
感じないけど、微細に揺れがある場合もあるそうです。
どちらも建物を使う上で最初に荷重がかかる場所でなので、
変形やたわみ、振動やひび割れを考慮して厚みや配筋を決めていきます。
またスラブには様々な種類や工法があります。

ワッフルスラブ、ボイドスラブなどは
スラブで小梁を形成することで、
部屋を広くスッキリ見せ、遮音性を向上させることが出来ます。

ファイル 641-2.jpg

また梁を使わずに柱と床だけで構成するフラットスラブ、
デッキプレートを使用した合成スラブなどがあります。
スラブの打設は面積が広い分、打設順序やコールドジョイントに注意が必要です。
また、コンクリートの収縮によるひび割れを生じやすいので初期の段階は
散水養生などが必要です。
建物は勉強すればするほど、いろいろなものが見えてきて面白いです。
もっと日々勉強して良い建物を造れるよう頑張って行きたいです。
以上山城でした。