ライオンズマンション宇地泊より – 株式会社東恩納組

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2020年10月13日建築部

ライオンズマンション宇地泊より

皆さんこんにちは! 建築部玉城です
最近は気温も落ち着き始めて過ごしやすくなってきました。

コロナウイルスによる影響はなかなか落ち着きませんが、これからの季節はインフルエンザ等の流行り病もありますし、より一層手洗い・うがいなどしっかりしていきたいですね。

さて今回は、荷揚げ開口について改めて調べてみました。

まず初めに、荷揚げ開口とはなにか?ですが
基本的に、型枠材は複数回繰り返して使うものになっておりまして、壁などの側枠はコンクリート打設完了後に養生期間を経て取り外され、そのまま上の階で使用されます。

その際に、建物の外側から上に上げようとすると時間も手間もかかって大変です。
それを解消するのが、荷揚げ開口通称「ダメ穴」と呼ばれるものです。

ダメ穴の位置ですが下図のように各スパンに大体1つ開けられます。

そしてダメ穴の形状ですが、まっすぐではなく下図のように斜めに小さくなっています。

これは、ダメ穴内は後からコンクリートを入れますので、下の階に落下することがないように考えられています。もちろん打設前にダメ穴内の配筋も行ってからになります。

ダメ穴事態は打ち継ぎ面になりますので、ふさいだ後は上から防水処理をしっかりと行い、ダメ穴処理は完了となります。

荷揚げ開口については以上になります。

ライオンズ宇地泊も今現在5F躯体(6SL)になり、ようやく半分を迎えました。これから折り返しとなりますのでより一層頑張っていきます。

以上、建築部玉城でした

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