一燈照隅 万燈照国 – 株式会社東恩納組

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2012年11月29日未分類

一燈照隅 万燈照国

本日もお疲れ様です。盛島です。

今日は我が社のオーナーである東恩納厚の願いと好きな言葉を紹介します。

『一燈照隅 万燈照国』に託す思い

昔、平安時代に最澄という偉い僧がおり、彼の教えに、

「国宝とは何物ぞ、宝とは道心なり、道心有る人を名づけて国宝となす。故に古人曰く、怪寸十枚是れ国宝に非ず、一隅を照らす此れ即ち国宝なり」というのがあります。

つまり、

「国宝とは何か、宝とは道を修めようとする心である、この道心を持っている人こそ社会にとってなくてはならない国の宝である。中国の昔の人曰く、三センチの宝石十個よりも社会の一隅にいながら社会を照らす生活をするその人こそが国にとっての本当の宝である」

「一隅を照らす此れ即ち国宝なり」という一節は心に響きます。
ひとりひとりが自分のできる役割を果たし、自身が灯となって一隅を照らす。それが万の燈(あかり)となれば国をも照らすことが出来るというう言葉は心を強くします。
自分のことだけを考えて利己的に生きるのではなく、人のため、社会のため、国のため、世界のため、地球のため、宇宙のためと考え行動することが大切ではないでしょうか。
わが身だけを案じて生きて行く者に真の幸福は訪れません。
人ひとり生きていることはきっと誰かのためになっているのです。
私たち一人一人が一燈になりましょう。
その願いを「一燈照隅 万燈照国」に託します。
好きな言葉
第35代アメリカ合衆国大統領であるジョン・F・ケネディは、1962年冷戦時代のキューバ危機(核戦争寸前まで達した危機的状況)を回避したことで有名です。
そんな彼の言葉、
「Ask not what your country can do for you-Ask what you can do for your country」(国家が貴方のために何かをするのではなく貴方が国家のために何が出来るかを問いたまえ)

国家を人や社会や組織に置き換えることが出来ないでしょうか?
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