二次製品見学会について – 株式会社東恩納組

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2020年11月5日土木部

二次製品見学会について

皆さまこんにちは、土木部の玉城です。

朝は肌寒くなってきておりますが、皆さま体調のほうはいかがでしょうか?

先日、名護市内で行われた「プレスキャストプレストレスコンクリート製品工場見学会」に参加し、学んできました。

今回は橋梁工事で使用されている「橋桁」の二次製品の製造工程を見学してきましたのでその内容を説明していきます。

そもそも「橋桁」は、橋脚の上に横に渡すもので、その上に橋板を載せるのです。 「橋脚」は垂直方向に柱のように立っていて、その橋脚と橋脚の間に渡すのが「橋桁」です。

プレキャストコンクリートとは、現場で組み立て・設置を行うために、工場などであらかじめ製造されたコンクリート製品のことを言います。

プレキャストコンクリートを使用することで、現場での型枠組立、配筋、コンクリート打設の施工期間を短縮でき、コストも抑えられ、品質にばらつきのない高品質な製品を製造する事が出来ます。

それでは工場見学の内容を説明していきます。

橋桁の製造の流れになります。

①仮緊張

②本緊張

③PC鋼線配置・鉄筋組立

④型枠組立

⑤生コン品質検査

⑥蒸気養生

⑦プレストレス導入強度確認

⑧製品脱型

⑨製品保管状況

⑩曲げ耐力試験

⑪仮架設

⑫現場へ納品

鋼製型枠の組立て、配筋完了後のコンクリート打設前の状況写真になります。

仮架設の状況です。

以上で工場見学の説明を終わります。

次回、弊社で橋梁の工事を受注した際に生かせるよう取り組んでまいります。

以上、土木部の玉城でした。

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