仮設足場 – 株式会社東恩納組

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2023年3月27日建築部

仮設足場

皆さんこんにちは、建築部に所属している宮里です。
今回は主な仮設足場の種類とそのメリット・デメリットについて調べたので皆さんにも共有したいと思います。
まず、よく現場で使われている代表的な足場の種類として、

くさび緊結足場(ビケ足場)
枠組足場
単管足場
移動式足場(ローリングタワー)

の4種類の足場が使われています。

 

 

 

 

 

 くさび緊結式足場の作業シーンとして主に住宅やアパートなどの建築工事に用いられています。メリットとして、鋼管及び必要部材をハンマー1つで足場の組み立て・解体が可能であり強度も高いです。デメリットは足場の設置場所にスペースを必要とするので近隣との間隔が狭い場所などでは設置できないこともあります。

 

 

 

 

 

次に枠組足場の作業シーンとして中高層ビル・マンションから住宅など幅広い場面で用いられています。メリットとして、組み立て・解体が簡単でかつ低層から高層まで対応できるため、足場工事で非常によく使われています。デメリットは組み立てた状態の資材をクレーンで持ち上げるため、ほかの足場と比べて大掛かりでコストがかかることがあります。

 

 

 

 

 

次に単管足場の作業シーンとして主に低層住宅の外壁塗装や補修などで用いられています。メリットとして、単管パイプとクランプなどの部材をベースに柔軟に形状を変形させられるため、狭い場所にも組み立て・解体が可能になっております。デメリットは1つずつ部材を固定して足場を設置するため、ほかの足場と比べて工期が比較的長くなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

次に移動式足場の作業シーンとして、主に天井配管・空調配管・照明器具取付などの高所作業に用いられます。メリットとして足場の下にキャスターがついているので解体することなく足場の移動ができます。ただし、足場を移動する際に足元や上部に十分な注意が必要になります。

そして私が今配属されている現場はくさび緊結式足場を使用しています。この現場でこの足場を使用するのが初めてなのでしっかり勉強して知識をつけていきたいと思います。また、もう少したくさんの足場を経験したいと思います。

今回は主な仮設足場の種類とメリットとデメリットを勉強したので皆さんにも共有しました。以上宮里でした。