働く、車? ~ショベルカー編~
こんにちは!新城です!
しばらくやっていなかった「働く車」シリーズを少し再開しようと思います。
今回はショベルカーについてご紹介します。
上の図がショベルカーなのですが、ショベルカーという名前は和製英語で、掘削をするための機械の総称を指します。
つまり、軽自動車やスポーツカー、リムジン等のことを全てひっくるめて「車」と呼べるように、ショベルカーにも種類があるのです!
その大まかな種類として、まず、
・油圧式
・ケーブル式
の2つに分かれます。
油圧式はみなさんも良くご存じのタイプで、油圧でアームを動かし力強く掘削していくことができる形式です。
狭い範囲の掘削が得意で、範囲の決まっている建築現場ではよく使われます。
次にケーブル式ですが、これは大型でクレーンのワイヤーの先にバケットがついたもののような形をしています。
※↑模型ですがコレのこと
ワイヤーを巻き上げ掘削カ所に落とし別のワイヤーでバケットを開閉するという形式です。
基本的な操作はワイヤーを巻くことで行われるため、大型化がしやすく広い採掘場や、超大型の現場で活躍します。
そして油圧式はさらに枝分かれしており、
・バックホウ
・ローディングショベル
・解体機
と3つに分かれます。
そのうちの一つのバックホウが、建設現場でよく見る種類なのです!
バックホウは下向きの作業に特化した形状になっており、上向きの作業はできない種類です。
二つ目のローディングショベルは真逆で、バケットが上を向きアームも上に届くように改良されています。しかし下向きの作業が出来なくなっています。
そこを改良したのが三つ目!
解体作業で主に使われ、上も下も作業ができるようになっています。
ですが、アームが複雑になっており他の二つよりも力が弱く、大型化も望めないため、掘削の現場ではほとんど使われません。
まだまだ種類はありますが主に使われるのは上記の種類になります。
油圧式のショベルカーはただ穴を掘るだけでなく、たくさんあるアタッチメントを付け替えることによって作業の幅が広がります。
・バケット
おなじみの形ですが、サイズや形状による種類がたくさんあります。
・油圧クラッシャー
解体工事がメインですね。つまんで持ち上げる等の繊細な動きもできます。
・油圧ブレーカー
掘削中に出た大きな岩を割るときや、解体で使われます。
・グラップル
バケットで持てない大物を持つ際に使います。
他にも種類はありますが、よく使われるのは上記の三つです。
今回は以上とさせていただきます!
建築部 新城でした!