働く車 ~クレーン車編~ – 株式会社東恩納組

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2019年6月27日建築部

働く車 ~クレーン車編~

こんにちは!建築部積算課の新城です!

今回はシリーズ第3弾クレーン車をご紹介します。

工事現場といえば『クレーン車』というイメージも少なからずあると思いますが、正式名称は『移動式クレーン』で設置面積さえ確保できれば不安定な場所でも設置できるクレーン全ての総称になります。

「移動式クレーン」の種類と一緒に特徴もざっくりとご紹介します。

クレーン船

ホイールクレーン

ラフテレーンクレーン

クローラークレーン

オールテレーンクレーン

ユニック ←以前のブログにてご紹介済み!

以上の6種がおおまかなクレーン車の種類です。ユニックは以前ご紹介しましたので割愛させていただきます。

  1. クレーン船

クレーンを搭載した船のことです。

特徴としてはクレーン船の後ろに重さにあった量の水を入れ、バランスをとりながら作業するところです。また、大型のクレーンによくある滑車の構造を基本的に取り入れてあります。

 

  1. ホイールクレーン

街中でもよく見かけるタイヤで自走するクレーンのことです。
(座間味村現場より)

こちらが僕ら現場監督としても一般的ですね。クレーンの中でも狭い場所での作業を得意としていて運転席がそのままクレーンの操縦席になります。道路もそのまま走ることができ、操縦者はそのままの状態で現場に入り、クレーンとして設置、作業できます。

 

  1. ラフテレーンクレーン(rough terrain ;起伏の多い地形)

この車両もホイールクレーンと見た目は似ていますが、大きな特徴としてはタイヤの動きがスゴイんです!

まず後輪駆動はもちろん前輪駆動、四輪駆動と切り替えることができ、前後のタイヤが左右に動くことができるんです!つまり、車体の向きをそのままにカニ歩きもできます!

実はこのクレーンもユニック同様商品名が広まったもので、今ではそれが広く定着しています。

  1. クローラークレーン(Crawler ;履帯 ;りたい)

脚がクローラー(キャタピラのこと)になっており現場内を自走することができます。軟弱地盤でも作業でき、場所をえらびません!ですが、速度が非常に遅く法律上道路を走れないため一度トラックで運搬する必要があります

 

5.オールテレーンクレーン(All Terrain ;全地形対応)

運転席と操縦席が別になっているクレーンのことをいいます。基本的にはタイヤが8個付くぐらいの大型な車両が一般的で、ラフテレーンクレーン同様カニ歩きももちろん、その場で回ることも可能です。しかし、大型のクレーンがほとんどなので、『移動式クレーン運転士』の資格や大型運転免許証が必要になってくるので操縦できる人が限られてきます。

免許や資格については前回のブログにて触れてますので是非チェックしてみてください。

 

ざっくりとではありますが、今回は以上とさせていただきます。

建築部積算課 新城でした!