働く車 ~コンクリートポンプ車編 Part.1~
こんにちは!建築部 積算課の新城です!
今回はコンクリートポンプ車についてご紹介していきます。
まず、コンクリートポンプ車は生コンを送るポンプを載せた車両のことで、ポンプの仕組みやブームの長さによって種類があります。まずはポンプの仕組みについて説明していきます。
※ちなみに生コンを所定の個所に流し込むことを打設といい、打って設ける(打つは生コンを入れた後に表面を叩く作業、タンピング)からきているそうです。
・ピストン式
油圧のピストンで注射器のように生コンを吸い込み、吐き出す方式のことをピストン式といいます。圧送力は高く、打設できる量が多いので4t以上の大きい車両に多いです。
・スクイーズ式
絵の具を絞り出すように、チューブを押しつぶしてコンクリートを絞り出す方式のことで、圧送力は弱く4t未満の車両に多くみられます。
仕組みとしては上記の二種類になります。
もう一つ大きな違いとしてブームがあるコンクリートポンプ車と、ブームの無いコンクリート配管車があります。
・ブーム車・・・高低差のある建物に利用する場合
・配管車・・・・車両が打設カ所まで入っていけず距離がある場合
にそれぞれ利用します。
かなりざっくりになってしまいましたが今回は以上とさせていただきます。次回、より詳しくご紹介する予定していますのでそちらも合わせてご覧ください。
建築部 積算課 新城でした。