墨出し
皆さんこんにちは。建築部の宮城です。
先日、二級施工管理技士の合格発表があり、無事、合格することができました。
合格の祈念品として、会社から下記写真の墨壺を頂きました。
僕の試験のために協力してくれた周りの方々には本当に感謝しています。
さて、建築工事において、工事の基準となる線の事を墨出しといいますが、今日は、その墨出しをする際に使用する機械についてご紹介したいと思います。
まず墨出しをする際に一番必要になるのが、会社から頂きましたこの墨壺。
この貴重な墨壺とは、コンクリートの上に直線を引いたり、建物の位置を出したりするための道具です。
墨の付着した糸をコンクリートや木材などの上に張り、弾いて印をつけていきます。
次に、トランシットといわれる測量機器です。
皆さんも工事現場の近くで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
トランシットは測量機器の中の一つで、別名セオドライトとも呼ばれています。そして、角度を測る機械になります。距離と角度を精密に測れるのが特徴です。測量の初歩にあたるのが、角度と距離です。そのため、距離と角度を知る事が出来なければ、正確な図面は作れません。
もちろん、測点を打ちそれをつなげていくことで精度を増していますが、できるだけずれないように水平や鉛直をきちんと合わせることが大切です。
基本的には、三脚を調整して行うので、そこがしっかりできていないと、どんどんずれることになります。
次にレーザー墨出し器といわれる測量機器
レーザー墨出し器とは、数本のレーザー光を、壁面・天井・床面に照射し、水平、直角などの基準となる線を出す精密工具です。 本体は3cm~5cmほどの三つの脚で自立し、脚部台座から上の胴体部分にレーザー照射口があります。
また胴体部分は横方向に回転します。
他にも墨出しをする際に、様々な機械や道具があります。
現場技術員は、測量機器を3分以内で据え付けれるようにと先輩から教えられていました。
僕が現場1年生の頃は20~30分はかかっていたような、、、、
以上入社5年目宮城でした。