工場見学
皆さんこんにちは! 建築部の大城です。
先日、拓南製鐵株式会社と拓南商事株式会社の合同工場見学へ行ってきました。
今日は、そこで見てきたことを紹介していきたいと思います。
拓南商事と拓南製鐵とで工場が二つに分かれていてそれぞれ違う作業が見られました。
拓南商事の方では主に、鉄のリサイクル(解体現場やその他現場などから出た鉄スクラップ)非鉄のリサイクル(アルミ缶の選別、銅線の選別や切断)自動車のリサイクル、家電のリサイクル(テレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、室外機)など集められたスクラップなどの分解分別を行い出荷するという作業が行われておりました。
また、拓南製鐵の方では、拓南商事で集められた鉄スクラップをリサイクルし新しい鉄筋を作る作業を行っておりました。
鉄筋ができるまでの工程を簡単に説明していきたいと思います。
電気炉で鉄スクラップ約80tを1600℃の熱で溶解します
成分調整を行い鉄を長さ10.5m、重さ1.5tのビレットと呼ばれる棒状に加工します。
このビレットを温度を保ったまま回転する圧延ロールの間を通して細長い鉄筋の形状にしていきます。直径10mmの鉄筋の場合、一本のビレットから長さ3㎞の鉄筋を製造します。
できた鉄筋を自然冷却し鋼種、サイズ、長さごとに区分され製品倉庫で出荷を待ちます。
以上が拓南製鐵での主な作業内容でした。
拓南製鐵株式会社で毎年この時期に工場見学を行っているそうです。
めったに見れない工場の内部なども見れてとてわかりやすい見学会でした。
以上、建築部2年目大城でした。