建物の敵、「シロアリ」
こんにちは。建築部 積算課の新城です。
いよいよ夏が近づいてきました。クーラーをつけ涼む人も多いと思いますが、冷たい室内と暑い外の行き来による急激な温度差から体調不良をおこす方も増えてくると思います。
気を付けていきましょう。
さて、今回はこの時期に活発になってくるシロアリの対策について紹介したいと思います。
シロアリといえば「木材を食べてしまう」ということでRC造やS造の建物には関係ないと思われがちですが、少しでも仕上げや家具などに木材があれば発生してしまいますし、繊維質の建材もかじってしまいますのでどの建物にも発生する可能性があると考えていいと思います。
そういった被害を抑えるために防蟻処理というのをおこなっていきます。防蟻処理は殺虫効果のある薬剤をシロアリの発生しやすい所に塗り発生を抑える処理のことをいいます。
今回は(仮称)光牧港ビル新築工事で処理をおこなったので、その時の写真を使って説明していきます。
基本的には床下に薬剤を塗ることが多いのですが、RC造やS造は床下というのがほとんど存在しないので基礎や建物周辺の地面に薬剤を散布していきます。
散布後、地面からの湿気を抑えるための防湿シートを被せ、配筋をしていきます。
ちなみに最近の薬剤は人体への影響が非常に低く、散布後の匂いも抑えられているので安心して使うことができます。
薬剤にもよりますが、効果は基本的に4年~5年ほどになりますので定期的なメンテナンスをする必要があります。
あなたのお家は大丈夫ですか?
東恩納組ではシロアリに限らず、建物に起きた異常の無料診断をおこなっています。気になる方はお気軽にお問い合わせください。
9:00~17:00 TEL 098-850-5734
今回はここまでとさせていただきます。
建築部 積算課 二年目 新城でした。