毎日急行物流倉庫新築工事(造成)より – 株式会社東恩納組

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2020年10月15日建築部

毎日急行物流倉庫新築工事(造成)より

皆様、こんにちは。建築部の東江(あがりえ)です。

近頃、新型コロナの感染に伴いインフルエンザの流行も懸念されています。インフルエンザの予防として予防接種などもありますのでしっかりと受け今後に備えましょう。

私が今回投稿する内容は「山留め」についてです。

「山留め」とは地盤を掘削する際、周囲の地盤の崩壊や沈下障害などを防ぐための仮設物を言います。

「山留め」には様々な工法があります。こちらを3つ程、説明していきます。

1つは(のり付けオープンカット工法)です。この工法は、掘削側面を法面(斜面)として地盤を掘削する工法を言い、敷地に余裕のある場合や、簡易な場合に適します。支保工などがないので作業能率は良いんですが、掘削土量と埋戻し量が多いです。

続いて二つ目は、「親杭横矢板工法」です。「親杭横矢板工法」とは、鉛直に設けた親杭に、掘削に伴って横矢板をはめ込み山留め壁とする工法です。現在では最も多く採用されている山留め工法になります。

ちなみに私たちの毎日急行の現場でも現在「親杭横矢板工法」を採用しております。

最後に3つ目は、「水平切梁工法」です。これは根切りを行う部分の周囲に矢板を打込み総掘りを行いながら腹起し、切梁などの支保工に支持させて、床付け完了後、地下構造躯体を構築しながら、下段の支保工より順次解体していく工法の事を言います。

一般に多く採用される工法ですが、規模が大きいものには採用しにくい工法であります。

簡単に説明しましたが「山留め」の工法にはまだまだ多くの種類があり、建設現場にとって欠かせない工事です。

ここで全てを説明することはできませんのでこれくらいで失礼します。

以上建築部の東江(あがりえ)でした。

 

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