花城クリニック現場より 4月近況報告 – 株式会社東恩納組

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2018年4月9日営業

花城クリニック現場より 4月近況報告

ブログをご覧の皆さん、お久しぶりです。建築部 上地 透です。

私達の担当します”花城クリニック現場”の方ですが、3月の月間が天候にも恵まれたおかげもあり、予定通り進捗内外共に全作業を終えようとする所まで来ることが出来ました。

今後は先日に実施しました自主検査の是正後に、社内検査→監理者検査→消防・完了検査の手順で消化しまして、4月の中旬頃には引渡しと言う運びになるかと思います。ゴールはすぐそこ、もう一息頑張ろう!

※ただし、今後、駐車場整備工事が別途発生予定があります。

現在の現場写真をUPします。

さて、話は変わりますが、一昨日の天気予報で台風3号の発生を耳にしましたが・・・・・・

もうこの時期が来たかと、ため息が出た瞬間でした。(花城クリニック現場の仕上作業期間に台風に見舞われたので若干心配な要素ではあります)そこで、今回と次回は台風と建築現場と言う題材でブログの内容をまとめていきたいと思います。はじめに、今回は台風の基礎知識として気象庁のホームページより抜粋します。

●台風とは熱帯の海上で発生する低気圧を”熱帯低気圧”と呼びますが、このうち赤道より北側及び東経180度より西側の領域に発生する熱帯低気圧を台風の卵と呼び、その後最大風速が17m/s以上を台風と呼ぶ。

台風は上空の風に流されて動き、地球の自転の影響で北へ向かう性質を持っている。その為、通常東風が吹いている低緯度では台風は西へ流されながら次第に北上し、上空で強い偏西風が吹いている中・高緯度付近来ると台風は速度を増し北東へと進路変更し進むのが一般的なケース。

(図が一般的進路図)

台風は暖かい海面から供給された水蒸気が、凝結して雲粒になるときに放出される熱をエネルギーとして発達します。しかし、移動する際に海面や地上との摩擦により絶えずエネルギーを失っており、仮にエネルギーの供給がなくなれば2~3日で消滅してしまいます。

また、日本付近に接近すると上空に換気が流れ込むようになり、次第に台風本来の性質を失って”温帯低気圧”または”熱帯低気圧”に変わることになります。

大陸に上陸した台風が急速に衰えるのは水蒸気の供給が絶たれ、更に陸地の摩擦によりエネルギーが失われるからです。

●台風の一生は、大別すると発生期、発達期、最盛期、衰弱期の4段階に分けられ、日本に接近する台風はほとんどが最盛期と衰弱期のものです。

最盛期とは、中心気圧が最も下がり、最大風速が最も強い時期を言います。(ここで言う中心気圧が低い程、台風の勢力が大きいと考えてよいかと思います。)台風の北上に伴い、中心付近の風速は徐々に弱まりますが、逆に強い風の範囲が広がる傾向にあります。

衰弱期とは、台風が海面水温が熱帯より低い日本付近に来ると海面からの水蒸気の供給が減少し、熱帯低気圧や温帯低気圧に変わることを言い、しばらくすると消滅します。

●台風の規模は大きさ強さ表現します。

下記に台風の大きさと強さの区分表を掲示します。

「大きさ」は強風域の半径で「強さ」は最大風速で区分しています。

※風速15m/s以上の風の場合は強風域、風速25m/s以上の場合は暴風域と区分。

●台風の経路は発生月により進路に相違が有り、春先には低緯度で発生し、西に進んでフィリピン方面に向かいますが、夏になると発生する緯度が高くなり、下図のように太平洋高気圧のまわりを回って日本に向かって北上する台風が多くなります。

下記は月毎の一般的進路図です。

※なお、台風が右側を通過するか左側を通過するかでも台風の勢力に違いがあります。(台風の進路方向に対して右側が勢力が強い場合が一般的です)

今回も長くなり申し訳ありません・・・これまでで、台風の基礎知識は勉強できたと思いますので、今回はこの辺で失礼するとして、次回には台風に対する備え等について勉強していきたいと思います。By 花城クリニック現場 建築部 上地でした。

 

 

 

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