豊見城の空の下から – 株式会社東恩納組

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2017年1月26日営業

豊見城の空の下から

ハイサイ!!グスヨー

建築の安元です。

新年あけまして最初の投稿です。

冬なのに暑い日々が続いていましたが、

この所朝晩寒くなっておりますが、

体調監理十分に気を付けて下さいね。

又、インフルエンザにも気を付けて下さい。

それでは、自分の担当しています

豊見城市新庁舎の現場の報告です。

最近の現場では、コンクリートを打設前に

監理等に配合計画書を提出しまして

JIS認定工場の場合その実績で

現場のコンクリート打設が、開始いたします。

しかし、今回庁舎の建築でもあり、

又、通常出回らない特殊なコンクリートもあり

試験練りを行う事となりました。

今回の現場にコンクリートを

納入する工場が3工場です。

トミコン・儀間生コン・技建の3工場です。

トミコンでの試験練りの状況を紹介します。

ファイル 1070-2.jpg

ファイル 1070-1.jpg

FC40-21-20の文字

コンクリートの強度を示す

設計強度が、36N/mm2に

温度補正の3N/mm2を加えて

39N/mm2になるのですが、

沖縄のJISの認定が、40N/mm2になります。

これが、呼び強度となります。

次のスランプは、コンクリートの

柔らかさを示します。

打設するコンクリートは、ある程度の

柔らかさがないと型枠と鉄筋を包み

所定の強度を発揮する為

建築では、30CMの筒に入れて

約18CMや、21CM迄粘度を持った

コンクリートを使用します。

後の20とは、粗骨材を示します。

砂利の大きさになります。

ふるいに掛けて20㎜の砂利を使用します。

後は、混和剤が、AE減水剤の

遅延形1種を混ぜます。

ファイル 1070-3.jpg

ファイル 1070-4.jpg

これを試験して、試験体を作り

強度を確認します。

これまでは、通常使われる

コンクリートですが、

技建工場で使うプレキャストコンクリートの

中のコンクリートですが、FC=60になります。

通常のコンクリートの強度とは違い

FC=60(70)-60-20

呼び強度が70N/mm2なります。

スランプは、通常の高さでは、無く

広がる直径でスランプフローが決まります。

ファイル 1070-5.jpg

水とセメントの比率が、通常の24-15-20の

コンクリートが57%程度に対し

FC=60(70)-60-20の比率は、28.5%です。

セメントの含有量が多いコンクリートになります。

柔らかく、粘度の強く、硬化すると

すごい固さを持つコンクリートになります。

細心の注意を払いながらの

コンクリート打設になると思います。

それでは、豊見城の空の下から

建築の安元が、報告でした。

何方様も、風邪等召しませんように!!

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