豊見城市新庁舎 – 株式会社東恩納組

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2018年3月2日営業

豊見城市新庁舎

皆さんこんにちは、建築部の宮城です。

寒い季節がそろそろ終わり、日中は暑い日が続くようになりましたね。

季節の変わり目ですね、体調管理は十分に気を付けましょう。

 

さて今日は、防水工事のシーリング、コーキングについて書きたいと思います。

まず防水工事の中で気密性、防水性のために隙間を目地材などで充填する施工をコーキングや、「シーリング」といいます。

「コーキング」「シーリング」は、日本工業規格(JIS)のK 6800-1985で

シーリング材 構造体の目地,間げき(隙)部分に充てん(填)して防水性,気密性などの機能を発揮させる材料のことを言います。」

厳密には「シーリング」のうち、ペースト状のものを、「コーキング」と規定されています。

また、英語でも「コーキング」のcaulkは「詰め物をする、穴を塞ぐ」という意味で、「シーリング」のsealは「密封、密閉する」という意味と、微妙にニュアンスも違います

一般的に「シーリング」は幅広い業界、ジャンルで使用され、材料に関しても棒状、ひも状のものから液体、パテなど様々な形態、呼称も「シーラー」「シーラント」「シール材」「シーリング材」「シーリング剤」「シールテープ」「パッキン」など多数の種類があります。

一方「コーキング」は建築現場で使用される目地剤を充填する作業を指すことが一般的です。

一般的にシーリングやコーキングの役割として、複数のパネルやボードを貼り合わせて壁を作ろうとすると、どんなにぴったりくっつけたとしても、合わせる部分に隙間ができてしまいます。

または、壁などでクラックというひび割れが発生した場合どんなに小さなクラックであったとしても、そこから水や汚れが侵入します。

その隙間から水などが侵入してしまうと、壁の材料を劣化させる原因になり、外壁のクラックであれば家の中に雨漏りが生じてしまう原因となります。

そこで、パネルとパネルの間などに隙間をあけ、目地を作り、そこにコーキングをして、密閉することで隙間からの水や汚れの侵入を防ぎます。

また外壁や屋根瓦などにクラックがある場合も、そこから雨水や汚れの侵入を防ぐためにコーキング作業を施します。

コーキングの種類には大まかに、変性シリコン系やウレタン系などがあり、その中でもその作業箇所に適したコーキング材があります。

材料をその場その場で使い分けることで、建物の細かい場所でもきれいに仕上げることができると思います。

以上宮城でした。

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