豊見城新庁舎
皆さんこんにちは。
工事部の宮城です。
じめじめとしたこの天気。。。
早く梅雨が終わってくれないかと日々感じています。
さて今日は、豊見城新庁舎の現場の進捗状況を報告します。
この現場では1工区と、2工区に工区分けをしており、
先週の木曜日に2工区の土間コンクリート打設を終えて、
現在2工区では1階柱(2工区)の打設に向けて、
型枠の建込み、配筋検査等々行いまして、
このブログがアップされる頃にはちょうど1階柱の
コンクリート打設の真っ最中だと思います。
1工区では今週から、この現場のメインである、免震ゴムの搬入と、
設置作業を行っています。
この免震ゴム、重さが1つの装置に対して約1.9tもあり、100tレッカーを使用しての設置作業となりました。
新庁舎の現場では、免震工事を採用していますが、
地震対策には、3つの工法があり、
一つ目に、耐震といい、地震の揺れに耐える構造で、
地震に対しては「建築物が倒壊せず、住人が避難できること」
を前提に建物の強度で、揺れに耐える構造です。
二つ目に、制震といい、地震の揺れを吸収する工法で、
建物内部に錘(おもり)やダンパーなどの「制震部材」を組み込み、
地震の揺れを吸収す工法です。
(上階ほど揺れが増幅する高層ビルなどの高い建物には、
非常に有効です。)
そして三つ目に、免震といい、地震の揺れを受け流す工法で、
建物と基礎の間に免震装置を設置し、地盤と切り離すことで
建物に地震の揺れを直接伝えない構造です。
地震大国日本だからこその技術であり、
自然災害などから人を守る建物を作るためには、
僕も日本人としてこの技術は是非
学んでおきたいものだと感じました。
本日も、自然災害に負けない気持ちで、安全第一に
頑張ります。
入社4年目宮城でした。