豊見城新庁舎
皆さんこんにちは。建築部の宮城です。
まだまだ暑い日が続いていますが、体調管理をしっかり行いましょう。
さて僕が配属されている豊見城新庁舎の工事現場、とても敷地が広く、敷地面積が6,480.24㎡、建築面積が2,595.76㎡、延べ床面積14,810.54㎡もあり、地上6階建ての免震構造の庁舎です。
豊見城新庁舎6月現在↓
今日は、建物の建ぺい率と容積率について書きたいと思います。
まず、敷地内に建てられる建物の大きさは、建ぺい率と容積率で制限されています。
この建ぺい率とは、敷地に対して建物の投影面積(建築面積)が占める割合をいいます。
建ぺい率の計算方法として、建ぺい率(%)=建物の投影面積(建築面積)÷敷地面積で計算します。
建ぺい率を算出する場合は、2階のほうが1階より大きい場合は、2階の面積が建築面積となります。
建ぺい率に算入するモノの代表として、
①外部階段
②外壁より1m以上出たバルコニー・屋根・庇などは、先端から1mを超える場合は、その先端から1mまでの部分は建築面積に算入されず、1mを差し引いた残りが建築面積に含まれます。たとえば、突き出した長さが1m20cmであれば、20cm分が建築面積に算入されます。
次に容積率とは、延べ床面積(建物のすべての階の床面積を合計したもの)を
敷地面積で割ったものが容積率になります。
計算方法として、容積率(%)=延べ床面積÷敷地面積で計算します。
建ぺい率と違い、外部階段は床面積には入りません。
自分の敷地のある方や、今から土地を買って家を建てようとしている方、
建ぺい率、容積率を覚えておくといいかもしれませんね。
以上入社五年目宮城でした。