貫入量測定(杭地業工事) – 株式会社東恩納組

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2016年7月26日建築部

貫入量測定(杭地業工事)

皆さんお疲れ様です。
工事部の伊地です。
今回は杭工事で行う、貫入量測定について投稿したいと思います。
与那原町 板良敷のアパートの建設で杭工事を行いました。
ファイル 946-1.jpg
その際に嬉しいことに社長から構造物の支持力について勉強させてもらい、杭工事の管理について指導を受けさせて貰いました。
まずなぜ杭を建て込むのかと言いますと、建物が建つその地盤が構造物の総重量に耐えきれなく、地震、豪雨など自然災害で建物が傾いたり亀裂などが入るため、杭を打ち込み地盤を補強をするために施工をします。
杭も打ち込めば良いというものでもなく、まずは地盤調査を行い支持層の確認をします。
その支持層まで杭を打ち込み支持力を出します。
この支持力がとても大切で、これがもし構造物を耐えきれない支持力を出して建物を建設すると先ほど言った傾いたり、亀裂の原因になります。去年問題になった貫入量測定記録の改ざんがありました。あの様に問題の一つを生み出します。
なので支持力の測定はとても大事なのです。
ではどの様に測定を行うかと言いますと、リバウンド測定を行います。
ファイル 946-2.jpg
仕組みとしては杭を油圧ハンマーで打撃し跳ねる値と貫入量を測定し指定された支持力になりましたら支持層まで打ち込めているとことです。支持層まで行かなければどんどん貫入量が上がっていきます。なので支持力が出る値まで打撃を行っていきます。
ファイル 946-3.jpg
もし杭の長さが足りなければ杭を溶接します。
ファイル 946-4.jpg
この測定を行って一つ一つ管理していきます。
今回はここまでにしたいと思います。
以上伊地からでした。

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