進捗状況と建設現場のロボットについてその1 – 株式会社東恩納組

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2020年8月26日建築部

進捗状況と建設現場のロボットについてその1

こんにちわ。建築部の東恩納です。

今回は、現場の進捗と建設現場でのロボット導入について紹介したいと思います。

現在、宜野湾市で建設中の現場「ライオンズ宜野湾グランテラス」の進捗状況は、先日無事2階躯体(3階床)のコンクリート打設を行いました。

そこで、コンクリート打設には欠かせない土間職人がいるのですが、毎回毎回打設する度にかなりの重労働だとつくづく思います。

毎日毎日こんな体制で仕事してたら腰も足も痛くなって大変だと思います。

土間職人がコンクリートを押える為に使ってる機械と言えばこれ


その名もエンジントロウェル

コンクリートが固まりだしてから下についている円盤で円滑に仕上げて行きます。
しかし、最後は上記の写真のように人力でコンクリートの表面を仕上げて行きます。
これでは、結局人数も必要になって来るしあまり変わりません。

そこで、造られたのがこれ

サーフロボ

最初から最後までロボットを使用して、過酷な左官作業を少しでも軽減させる目的で開発したコンクリート床仕上げ装置です。
1組4枚のコテを左右の走行部のまわりに各々逆回転させ、コテでコンクリート面を仕上げつつ走行する構造で、走行による自分自身の軌跡を消しながら連続的に仕上げ作業を行う左官ロボットです。
また、低騒音設計で、近隣に迷惑をかけずに作業が続行できます。

このようなロボットを活用して人手不足の解消を図って行き重労働を軽減して少しでも長く職人技を引き継いでいって欲しいです。

現在、建築業界に限らず、人手不足が問題となっていない業界はもはや存在しないと思います。

人は貴重だ
仕事をきちんと切り分け、機械化・自動化が可能な部分は機械に任せてしまい、人は人にしかできない部分をやるようにしないと、声高に叫ばれている生産性改善どころか、現場が回らなくなっていくと思われます。
一般社団法人日本建設業連合会(日建連)によると、高年齢層の離職によって
2025年には建設技能労働者が約128万人程度不足するため、生産性の向上と、女性や若者など新規入職者の確保が必須とされている。

また僕のブログで建築業界で使用しているロボットを紹介して行きたい思います。

今回はここまで。

まだまだ暑い日が続きますので、各自熱中症対策は万全にして、またコロナウイルスも予防してと大変ですが、自分の身は自分で守り、自分の家族や仕事仲間にも移さなという事で、暑い日を乗り切って行きましょう。ではまた。