鉄筋圧接について – 株式会社東恩納組

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2018年6月20日営業

鉄筋圧接について

みなさんこんにちは。建築部の又吉です。

先週は台風が沖縄に今年初めてきましたね。梅雨に入っているのに雨がぜんぜん降らない日が続いたので、ダムの貯水率が台風で上がってくれるとうれしいです。

さて今回は、現場で見たガス圧接について書いていきたいと思います。

ガス圧接継ぎ手は、鉄筋を専用のガスバーナーで加熱して、鉄筋がまだ溶融しないうちに加圧器により加圧接合する継ぎ手です。

ガス圧接は、「ガス圧接作業員技量資格検定試験」に合格した有資格者でないといけません。

また、圧接技量資格は1種から4種まであり、4種が一番大きな鉄筋径をガス圧接継ぎ手で継ぐことができます。

次は、圧接作業の写真を上げていきます。

圧接箇所を切断するときは、鉄筋冷間直角切断機(ダイヤソー)で切断していきます。

鉄筋同士に加圧する加圧器の取り付けは、鉄筋突合せ面のすき間を3mm以下とし、なるべく密着させます。

圧接装置は、火口本体は、4口以上の火口先を持つもので、作業中の炎の安定性があり、鉄筋径に適合した十分な加熱能力を持つ必要があります。

また、鉄筋の圧接箇所は、鉄筋に対する応力の大きいところを避けて、かつ同一箇所に集中させないようにします。

また隣接する鉄筋のガス圧接部のずらし方は、原則として400mm以上とします。

今回はこれで終わりたいと思います。以上建築部3年目の又吉でした。

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