鉄骨工事 – 株式会社東恩納組

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2018年12月3日営業

鉄骨工事

皆さんこんにちは。工事部の宮城です。

今日のブログでは、建物の構造で使われている、鉄骨について少し説明したいと思います。

まず、鉄骨造には重量鉄骨と軽量鉄骨の2種類あり、軽量鉄骨とは、厚みが6mm以下の鉄板で構成された鉄骨のことを言います。

軽量鉄骨造は、軽量鉄骨を柱・梁に使用する構造で、ブレース(水平力を分担させる部材)で柱・梁を対角線につなぐことによって、水平方向の外圧に強い構造になっており、一般住宅や小規模の建物に多く用いられています。

そして、重量鉄骨とは、厚みが6mmを超える鋼材で構成された鉄骨のことを言います。重量鉄骨造は、重量鉄骨を柱・梁に使用する構造で、接合部(摩擦接合)をボルト(高力ボルト)によって剛接合します。

軽量鉄骨造より柱の本数が少なくてすみ、柱間を広く取ったり、階高を大きくするといった大空間のある建物も建築可能で、耐用年数が長いことも特長です。

鉄骨の種類にも様々あり、

H形鋼↓

断面がアルファベットのHに似た形状の鋼材です。

引っ張り、曲げ、圧縮のいずれにもよく耐え、極めてバランスの良い鋼材であるので最も多く使用されていて、耐食性にも優れています。

 

C形鋼↓

断面がローマ字のCの字に似た形状の鋼材です。一般にチャンネルと呼ばれています。

 

また、軽量形鋼として、リップ溝形鋼、軽溝形鋼があります。

リップ溝形鋼とは、「リップが付いた」溝形鋼です下図をみてください。

右側がリップ溝形鋼で、左側が溝形鋼です

背中合わせにして組枠状にすれば強度の高い柱や梁として使用できます。

 

円形鋼管↓


管の厚さによって強度を変えられることから、建物の高層化・大規模化に伴って、多く普及している形鋼です。

 

今回はここまで。

以上入社5年目宮城でした。

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