(仮称)ライオンズ宇地泊新築工事より – 株式会社東恩納組

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2020年2月4日建築部

(仮称)ライオンズ宇地泊新築工事より

こんにちは。建築部の東恩納です。

今回は、僕の初めての経験の「場所打ち杭」についてお届けしたいと思います。

現在、宜野湾市宇地泊で杭地業工事を施工中です。

現場で掘削し鉄筋篭を建込み生コンクリートを打設して、杭を築造していく場所打ち杭と言う工法で施工中です。

今回の場所打ち杭の工法が「全周回転式オールケーシング併用アースドリル式拡底工法

 

場所打ち杭の特徴

  1. 低騒音、低振動である。1番のポイントです。
  2. 大径かつ大深度にわたって継目なしの杭ができる。
  3. 支持層深度の変化に対応できる。
  4. 杭寸法・コンクリート強度・配筋・鋼管等の組み合わせおよび支持層の選定により、杭の耐力が設定出来る。
  5. 堀削土から土質の状態を確認できる。
  6. 機種によっては、一軸圧縮強度が1,800kgf/㎠程度の岩盤の堀削が可能である。

施工手順説明

まず、ケーシングを所定の長さ建込んで行きます。

ハンマーグラブで支持層まで掘削して行きます。

支持層まで掘削が完了したら、支持層から高さ=4M 幅=3M程度拡底バケットで横を広げる「拡底」をします。

完了しましたら、杭先端のスライム量を取ります。

鉄筋篭を建込みます。その後、トレミー管を建込んで行きます。

生コンクリートを打設して完了です。

長くなりましたので、今回はここまで。
場所打ち杭も残す所4本です。
終わるまで気を抜かず安全第一に努めて参ります。

また、違う杭工法等も勉強してして行きたいと思います。

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