2020沖縄県不動産市場DIレポート – 株式会社東恩納組

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2020年12月25日営業

2020沖縄県不動産市場DIレポート

みなさんMerry Christmas♬ リタシン部 喜久里です。

新型コロナウイルスの影響で、一年前のクリスマスとは大きく過ごし方が変わってきてしまっていますが、少しでも楽しい気持ちでクリスマスや年末年始を迎えていきたいですね。
そのためにも、引き続き三つの密の回避や、うがい・手洗いを徹底していきましょう。

さて今回は、ちょうど一年前にも話題にした「不動産DIレポート」の最新版が、沖縄県不動産鑑定協会から12月1日に「第13回 沖縄県不動産市場DIレポート」として公表されていますので、それについて書いていきたいと思います。
※(「DI」とは、Diffusion Index(ディフュージョン・インデックス)の略で、現況や先行きの見通 し等において、定性的な判断を指標として集約加工した指数です)

今回公表されたレポートの中で、住宅地の地価動向についてピックアップしてみると

過去半年間(R2.5.1R2.11.1)の地価動向に関する実感値(DI値)についてですが、各エリアのDI値は那覇市小禄地区、本島南部、本島北部、離島部でプラス、その他でマイナスを示す結果となっていて、地域によってすこしバラツキが見得るような気がします。
また、前回は全エリアでDI値が急落していたのですが、今回は全エリアが上昇していて、地価の下落感は全体的にやわらいでいるのかなとも感じました。特に那覇市小禄地区は、50p以上の増加しています。

ただ、今後半年間(R2.11.1R3.5.1)の予測値を見てみると、本島北部のDI値はかろうじて0で持ちこたえていますが、そのほかの地域では全てマイナスまで落ち込んでしまっています。これを見る限り、今後は沖縄県のほぼ全域で住宅地の地価下落が予想されそうです。

好調と言われてきた沖縄の不動産動向も、他業種と同じく、厳しい状況に追い込まれていくのかと危機感を感じています。

お手持ちの不動産を売却したい、またはこれから不動産のご購入を検討している方の参考になればと思い、今回は不動産市場DIレポートについて書かせていただきました。

今後もこのような情報収集を行いながら、お客様のためになる情報を発信していきます。

それではみなさん、よいお年をお迎えください。

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