ゴルフ場のセールスポイント
こんにちは。
不動産購入の上原です。
今回はゴルフ場に関する売却案件をいただき、販売企画書を作る際に情報収集した内容をお知らせしたいと思います。
主に県外のお客様へセールスする際に、沖縄のゴルフ市況的なものが求められると思いましたので調べました。
りゅうぎん総研様が「県内ゴルフ場の状況とゴルフツーリズムの可能性」というレポートを公開されていましたので、抜粋して紹介させていただきます。
1.沖縄県内のゴルフ場数について
1972年の本土復帰以降ゴルフ場の開発が進み2002年まで増加していました。
2002年以降は変動はありませんでしたが、2022年に嵐山ゴルフ場が閉鎖され「ジャングリア」になりますので現在は19ヶ所となっております。
2.入場者数の推移
2015年に外国人観光客は100万にを突破したことを起点に、ゴルフ場入場者数が100万人を突破するなど順調に推移していました。
2020年のコロナ禍では93万人となりましたが、2021年には106万人となりコロナ前を上回る入場者数となりました。
増加の原因として、コロナの3密回避が可能なスポーツであることと、余暇に対する時間配分の見直しなどから、新たな趣味として若い世代や女性など新たな顧客層が増えています。
今後は表にある全国・県内ともに入場者数は増加傾向であると見られています。
3.年代別ゴルフプレー代金の推移
前述の通りコロナ禍を期に若い世代、特に20代に限っては右肩上がりに推移しています。
コロナ禍の3密回避ができるスポーツとしての注目以外に、リモートワークなど弾力的な働き方ができ時間の融通が出来たなどが考えられます。
これ以上掲載すると長くなってしまうので省略しますが、レポートの内容を簡易的まとめると以下の通りです。
様々な要因からゴルフ人口が増加しコロナ禍以降も利用者の増加していき、2019年時点の市場規模は182億円だが今後も増加傾向にあると見られています。
今回はレポートの一部を抜粋して紹介しましたが、お客様へセールスする際にこのような聞かれるであろう情報のストックは大切であると考えます。
経営者や投資家様が気になるポイントを事前に予測し対策しておく必要を感じます。
「この物件買いませんか?」と物件資料だけでセールスしてもダメで、この物件を買えばこれぐらい儲かりますよぐらい言える根拠を示す資料は用意しておかないといけませんね。
今回は以上となります。