エポキシ樹脂注入 – 株式会社東恩納組

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2026年5月19日建築部

エポキシ樹脂注入

こんにちは。建築部の内里です。

今日は現場で施工したエポキシ樹脂注入について調べてみました。

まず、エポキシ樹脂について。エポキシ樹脂とは、
主剤と硬化剤を混ぜることで化学反応を起こし、強固に固まるプラスチック(熱硬化性樹脂)です。

特徴

最強レベルの接着力:金属、ガラス、コンクリート、木材など様々な素材を強力に接着します。
非常に硬く丈夫:固まると熱や衝撃に強くなるため、構造部品としても優秀です。

収縮が少ない:液体から固体になる際に体積があまり減らないため、隙間埋めや穴埋めに適しています。

優れた耐薬品性:防食性:水や油、薬品に強く、さび止め塗料にも使われます。

注意点としては、熱硬化性樹脂のため、一度硬化すると熱を加えても溶けず、再利用できません。
また、日光(紫外線)に当たると変色・劣化しやすいため、屋外で使用する場合は塗装が必要です。

エポキシ樹脂注入とは、コンクリートやモルタルのひび割れ、
または外壁の「浮き」部分に、接着力の強いエポキシ樹脂を注入し、内部を接着・一体化させて補修する工法です。

今回の現場では、クイックインジェクター工法という方法で施工しました。

クイックインジェクター工法の特徴

自動で注入(手間いらず): バネやゴムの力で、自動的に樹脂が少しずつ注入されます。

低圧で確実(奥まで浸透): 高い圧力で無理やり入れるのではなく、
低圧で時間をかけて浸透させるため、ひび割れの奥まで樹脂が届きます。

コンパクト(狭い場所でもOK): 大掛かりな機械が不要で、注射器のようなコンパクトな器具を使います。

手順としては、

1、清掃 ひび割れ(クラック)を掃除します。

2、座金取り付け 樹脂の通り道となる「台座」を、専用の速乾性ボンドで固定します。

3、シール材(パテ処理) 樹脂が漏れないよう、ひび割れ表面を塞ぎます。

4、注入(クイックインジェクター) エポキシ樹脂を注入器(インジェクター)に入れ、座金にセットして注入します。

5、養生 樹脂が固まるまで放置します(通常はそのままの状態で養生)。

6、仕上げ 注入器と座金を取り外し、表面をきれいにします。

エポキシ樹脂注入は、内部の空洞やクラックを強固に接着し、コンクリートの強度と耐久性を回復します。
また、水の侵入を防ぎ、中の鉄筋のサビ(塩害)を防ぎます。

初めて見る施工でおもしろいなーとおもいました。

今回のブログは以上です。ご覧いただきありがとうございました。