新城の建もの探訪 ~東京編 Part.1 – 株式会社東恩納組

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2026年9月30日建築部

新城の建もの探訪 ~東京編 Part.1

どもども!
積算部の新城です!

あれ?もう9月が終わる?
未だに2026年か2025年なのか、令和8年か令和7年なのか確認するのに?
台風だって発生しているのに?

憂鬱な時は良い建築を見て落ち着きますかぁ。
今回から大阪編が終了し東京編になります!
特にこのシリーズ続ける予定は無かったのですが、タイミングよく出張があったため見てきました!

良かったらお付き合いください!

 

・根津美術館

僕自身、東京って聞くと大都会や高級住宅街等のイメージが強く、表参道や渋谷、あたりは街路樹以外の緑がほとんど無いと思っていたんですが・・・。

 

↑見てくださいこの涼しげな外観

正面にある木の枝葉にあまり厚みが無いおかげで、軽やかで涼しげな印象。
そして近代建築の施設あるある『外壁がガラス張り:カーテンウォール』になっているー。
この写真だけ見ると東京感全く感じません(笑)

ここは東京港区の青山にある根津美術館です!
SNSでも少しだけ話題になっていたので知っている方もいるのではないでしょうか?

ちなみに話題になった場所がこちらです↓

どうです?

背の高い植栽と勾配のかかった打ち放しの庇が外の世界から隔離してくれて、一つの空間として成り立っています。
心なしか、車の走行音も遠のいていく気がします。

こんな空間が、最初の画像に写っている場所から入ってすぐ左にあるんです!

そこで気になるここの設計士、実はかなり有名な方なんですねぇ~。

この建物について少し書いていきます。

 

根津美術館
設計:隈研吾
施工:清水建設株式会社
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積:15,372㎡
建築面積:1,947㎡
延床面積:4,014㎡

そう、あの隈研吾先生です!
この方といえば木材を利用した【和モダン】な建築が代表的ですね。

まぁ賛否両論あるらしいですが、デザイン性や材料の表現の仕方は個人的に好きです。

ちなみにこの建物は何度も建て替えをしており、今回見学した建物は2009年竣工の三代目みたいです。
初代は1941年に二代目の根津嘉一郎さんが家を改装し建てたらしく、二代目は戦争の影響を受けたのち、1954年に建替え、開館したそうです。

この美術館の特徴の一つは収蔵品の多さ!
まず、最近紹介した中之島美術館は約6,000点、藤田美術館は約2,000点。

根津美術館はなんと、、、

7,630点
(2025年3月時点:根津美術館HPより)

? まぁ多いか、、、と思っています?

建物の規模で考えるとより分かりやすいです。
・根津美術館  延床面積:  4,014㎡ 収蔵品:  7,420点
・中之島美術館 延床面積:20,012㎡ 収蔵品:約6,000点
・藤田美術館  延床面積:  4,214㎡ 収蔵品:約2,000点

『どこに納まってんねん!?』ってなりません?
もちろん美術品の種類や大きさにもよると思いますが、建物の規模に比べ異常な多さです(笑)

そしてもう一つの特徴が敷地の広さ。
先ほども書いたように、建築面積:1,947㎡に対し敷地面積:15,372㎡と建蔽率どないなってんねん!?
(ちなみに12.6%でした。)
まぁその広い敷地がどうなってるかは後ほどお見せしたいと思います。

まずは中に入ってみますか!

っとその前に、入館料が発生しますのでそこもお伝えしておきます。

【入館料:2026年6月時点】
・オンライン購入:一般¥1,600 大学生以上¥700
・当日窓口購入 :一般¥1,800 大学生以上¥800

今年の5月から高校生以下無料というかなり良心的な値段設定になったらしく、
それが理由なのか、高校生ぐらいの子や小学生くらいの子もそれなりの数見かけました。

さぁ気を取り直して入ってみます!

入って一番目に入るのは大きな開口部!

そして高い天井と天井の木材!

ただこのホール、隈研吾先生にしては控えめ?な表現になっている気がします。
ですがこの建物のメインはあくまで美術品!
そういった意味でのデザインなら納得です。
そしてホールの中には常設された仏像が並んでいます。
色合いからして控えめではありつつもしっかりとした存在感。

ちなみにこの建物には合計で6室の展示室があり、展示内容によっては複数の展示室を利用して展示したり、それぞれ別で展示したりと臨機応変に使っているようです。

もう少し中を撮影したかったのですが当日は文字をテーマにした展覧会が行われており、絵画が多く飾られていた為写真撮影はNG。

ここで中の様子をお伝えすることは出来ませんが、調べると少し出てきますので是非調べてみてください!
(今回はかなり権利関係に引っ掛かりそうなので引用は無しです。ごめんなさい。)

それでは気持ち切り替えて広い敷地の理由を見ていきましょう!

一番わかりやすい画像がこれッ!↓

そう、庭園

なんと、ほとんどが緑で埋め尽くされています(笑)

もう一度確認ですが、ここは港区です。

ですが通路は石畳や柵が設けてあり、案外歩きやすい。

所々にシーサー?のような石像があって、なんとなくジブリ感もあります(笑)

↑奥へ歩いていくと穏やかな川が流れ、池まで!

写真中央から右にかけて、緑色の強い葉の尖った植栽がありますが、『燕子花(カキツバタ)』と呼ばれる植物で、4月~5月の間できれいな紫の花を咲かせるようです!

一つ一つの植栽や石の配置までも自然的なのに、人に対して妨げになるようなことはなく、しっかりと手入れされていました!

実際に見学中も手入されている庭師?のような方が2人いて、その方々も仕事のように淡々とこなすというよりは、穏やかにゆっくりと丁寧に作業をしています。
(空間の影響でそう見えるんですかね?)

↑こんな太い木も表参道から歩いて10分のところにあるんです。

他にも予約で借りることができる茶室が4棟、休日お昼前の利用客でパンパンなNEZUCAFEというカフェもあり、時間帯によってはゆっくり休憩も出来そうです。
(美術館の利用客のほとんどがここにいる気がします笑)

ちなみに、根津美術館のHPでは庭のパノラマビューを見ることができ、画質もきれいだったので家にいながら雰囲気を味わえましたよー。
まずはHPから!っていうのもありですね~。

 

今回は以上となります!

1泊2日の出張で2日目に見学したのですが、時間が足りない!
庭園は半分も見学できませんでしたし、建物もあまり観察できませんでした。
もし見学に行く際には少なくとも半日は余裕見ないといけませんわぁ、これ。

皆さんも時間にはお気を付けて!

この後、2件回っていますので次回も東京編をお届けします!

積算部新城でした!

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