JAおきなわ東風平支店園芸資材センター – 株式会社東恩納組

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2017年9月22日営業

JAおきなわ東風平支店園芸資材センター

こんにちは。建築部の東恩納です。

今回は僕の配属の現場『JAおきなわ東風平支店園芸資材センター新築工事』の現場からお届けしたいと思います。

現在、現場は仕上げ工事の真っ只中です。

今回は、数ある仕上げ工事の中から「軽天工事」を紹介したいと思います。

下地工事の為、完成後には目に見えない部分の工事になります。

軽天と呼ばれる理由は「軽鉄材」という部材を使用しており、鉄板の厚みが0.5mmの薄くて軽いもので天井や壁をつくるからと言われています。また、軽天材料のことを、LGSと呼ぶ場合もあります。

LGSとは「 Light gauge steel (ライトゲージスチール)」の略で軽量鉄骨造を意味します。

軽天工事というのは、壁や天井の下地を作る骨組みということで、昭和50年頃から普及した工事と言われていて、それまでは大工さんが木材で同じような工事をしていました。

・消防の防火検査を厳密に行うこと
・木材より軽天工事の方が早い
・木材より安価で工事ができる

などの理由が、軽天工事が広まった要因になっています。

軽鉄は凹の形をしていて、これらを組み合わせながら組み立てていきます。

鉄で出来ているので店舗を区切る時にも使用します。湿気にも強く、加工性に優れているのもメリットです。

木材ではないので、シロアリなどの害虫のリスクも減少します。

軽天を組み終わったら「プラスタ―ボード」をはっていきます。

プラスタ―ボードとは石膏でできている材料で、このボードの上にクロス(壁紙)や塗装を行います。

この下地が悪いと壁紙が浮いてしまうので大切な材料です。

いかがでしたでしょうか。普段は一般の人が目にすることがない下地の工事ですが、伝わりましたでしょうか。

見た目がいくらオシャレでも、下地をきちんとしていないと台無しになってしまいますので、こういった施工を大切にしていきたいと感じています。

台風の影響で工事に多少、影響がでましたが怯まず現場を進めて行きたいと思います。

『安心・安全な建物』を造る為にも日々成長して行きたいと思います。

以上入社4年目の東恩納でした。

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