「畳」と「帖」
皆さんこんにちは。リタシン不動産 喜久里です。
年の瀬ですね。師走とはよく言ったもので、弊社も12/28の仕事納めギリギリまで、バタバタと忙しくさせて頂いております。新型コロナウイルスが落ち着きを見せるなか、自分の周りでも数年ぶりの忘年会が実施されている様子ですが皆様の周りはいかがでしょうか。楽しい年末年始を迎えるためにも、油断せず感染症対策(うがい・手洗い・換気・マスク着用)を行いながら、久しぶりの忘年会を楽しみましょう。
さて今回は、不動産物件の間取図をご覧いただいたお客様から質問のあった「『帖』って何?『畳』じゃないの?」という件について書いていきたいと思います。
どちらも「じょう」と読むのですが、結論から申し上げますと、明確な定義はありません。
もともとは「畳」が一般的に利用されていたのですが、フローリングのお部屋が主流になってくる中で、和室と区別するために「帖」という言葉が使われるようになってきたと言われています。「畳」という言葉が「タタミ」を連想してしまうため、洋室に使用すると床がフローリングなのか畳敷きなのか分かりにくいという理由もあるようです。
弊社が間取図作成に使用しているシステムでも、フローリングは「帖」和室は「畳」で表記されています。
それでは、1帖は何㎡なのでしょうか?
ネットなどで検索すると、一般的な換算式は「1帖=1.65㎡もしくは1.62㎡」という式で表されますが、畳は地域によって標準的なサイズが違いますし、畳は部屋に収まるようにサイズを調整することも多いため、この換算式に当てはめると、実際の広さと誤差が出ることもあります。また、部屋の広さを「この部屋は○○㎡です」と言われてもピンとこないですよね。「○○帖です」の方が分かりやすいと思います。
そこで、より分かりやすいようにするため、不動産業界や建築業界でよく使われる「㎡」や「坪」から帖数を算出する方法をご紹介します。
1坪というのは、一般的に畳2枚分という大きさであり、「1㎡=0.3025坪」なので、「部屋の㎡数×0.3025×2」で、その部屋の帖(畳)数を知ることができます。例えば15㎡の部屋であれば、15×0.3025×2=9.07帖なので、比較的広い部屋だな、と感じることができると思います。
ただ、部屋の形によっても広さの感覚は違ってきますし、窓やドア、照明の配置、明るさ、壁紙の色などでも感じ方はそれぞれだったりしますので、そこは注意が必要です。
皆さんも物件を探す際は、間取図や写真だけでは感じ取れないことも多いので、気になる物件があればリタシン不動産へご連絡いただき、ご内覧をすることをオススメします。※他社さんが公開している物件でもご内覧案内は可能ですので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
今年も残りわずかであり、私の今年のブログはこれで最後ですが、最後まで全力で駆け抜けていきます。リタシン不動産に関わっていただいた全ての皆様に感謝申し上げます。それでは、よいお年をお迎えください。
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