プール出現!満水試験とは? – 株式会社東恩納組

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2023年2月22日建築部

プール出現!満水試験とは?

こんにちは!

建築部新城です!

今回は前回upした換気についての内容の続編だったんですが、最近で面白い作業を行ったので、急遽!その作業をご紹介します!

今回ご紹介するのは、

満水試験です!

水張り試験などとも呼ばれるこの試験。なんと名前の通り、

室内に水を張ってしまいます!

なぜわざわざ室内に水を張るのか、どういう検査方法なのか、これから詳しくご紹介します!

 

1.なぜ水を張るのか?

それは単純な話です。水が下の階に漏れないかの確認をするためです!
よく行われるのは室内のトイレや、シャワー室等で行います。
皆さんが良く知る水廻りの床はタイルが多いと思います。(コンクリートや、近年ではシート等もあると思いますが。)
そんなタイルは、地震や経年劣化等によりタイルの目地にヒビや割れが生じてくることがあります。
そうすると水はそのヒビから内部へ侵入し、下の階、若しくは隣室の床に漏れ出してしまいます。
コンクリートの上にタイルも貼るから大丈夫でしょ!と思う方もいるかと思いますが、コンクリートは
永久的なものではありません
周辺の環境や、使用者によっては劣化が早くなる場合もあれば、遅くなる場合もあります。

そんな万が一を防ぐため、タイルを張る前に防水作業を行います!
そしてその防水がしっかりと施工されているかを確認するために、防水した範囲に水を溜めてその他の部屋に影響が出ないかを確認します。

2.どうやって行う?

①防水がしっかりと施工されたのを確認

↑参考に宜野湾高校校舎改築工事の写真で説明します。

②防水材が固まるまで1日~2日程度(当現場は2日間養生しました。)待機

③防水材硬化後に傷や穴等が無いかチェック

以上が終わればいよいよ満水試験です。

④入水
少なすぎると意味が無く、多すぎると後の処理が大変なため、今回は床から40mm程入れました。
(水入れるだけで2時間半かかりました笑)

 

⑤開始時間と水位の記録

検尺ロッドやテープを使い、水を入れ終えた位置を記録します。

↑隣のアヒルはこの試験のみ活躍するエリザベス君です。

 

⑥終了時間と水位の記録

水を張り終えてから丸1日後に再度高さの確認をします。この時点で水位が下がっていると、
漏れが発生しているということでOUT!になります。

基本的にOUT!になることは無いですが、万が一なってしまった場合は防水材を剥がしての施工し直しとなります。
要注意です!

⑦目視で確認

最後に目視の確認も行います。面積が広いと、テープや検尺ロットのメモリでもわかりづらい量の
漏れが発生することがあります。
その際に真下の階に行き、漏れが発生していないか目視で確認します。

当現場は1Fのトイレで試験を行ったため、その真下の配管ピットに潜っています。

これで試験は完了です!

いかがでしたでしょうか。水を入れて漏れてないか見るだけのかなりシンプルな試験です。
建築の検査は、長さや間隔や厚みを測るだけの地味な検査が多いですが、これは個人的にもやってて楽しい検査です!
水を張り終えた後に飛び込みたくなるのは僕だけでしょうか・・・。

 

以上!

建築部新城でした!

 

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