中頭病院解体工事Ⅲ | 株式会社東恩納組

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2020年9月3日建築部

中頭病院解体工事Ⅲ

皆さんこんにちは、建築部の仲里です。

台風10号が接近中です現場においては、あらゆる被害を想定して台風対策を行い、足場の倒壊、現場からの飛散物、土砂崩壊等が無いよう万全を尽くして対策にあたりましょう。

さて今回のブログでは、「中頭病院解体工事」の現場状況を写真にて紹介します。

現場外観写真(8月31日撮影)台風対策の為仮囲いのメッシュ養生を巻き上げた状況写真

現場の進捗としては、先月に引き続き建物内部のアスベスト撤去作業と内部の解体作業を行っています。
9月の中旬から建物本体(躯体部分)の解体を行う予定です。

 

今回はアスベストについてお話します。

アスベストとは、天然に採取される鉱物の一種で、石でありながら軽い綿状の性質を持つことから、石綿(せきめん/いしわた)とも呼ばれる物質です。
加工しやすいことに加えて、耐火性・断熱性・電気絶縁性が高い性質があり、一時は断熱材、保温材、防音材として建築物に多く使用されていました。
しかし、アベストを吸入すると、肺がんか悪性中皮腫をはじめとした健康被害を引き起こすことがあり、現在日本では使用が禁止されています。

アスベストはその性質上非常に軽く、環境中に飛散しやすい物質です。
多くの建築物で使用されていた過去があり、たとえば老朽化した建物や工事現場などからアスベストが環境中に大量にまき散らせる可能性があります。

空気中に漂うアスベストを吸い込んでも、多くは痰などに混じって身体の外に排泄されます。
しかし、吸い込んだ量が多い場合は、完全に排泄されずに肺・胸膜(肺を覆っている組織)に沈着することがあります。
特に長時間の間アスベストに暴露されると、より一層肺・胸膜にアスベストが沈着する危険性が高まります。
アスベストは人の目に見えない小さな繊維からなっており、体内の中でも特に肺組織の深く肺胞に沈着します。
長期間にわたって肺に溜まり炎症が生じることになります。
肺の組織が長いあいだ傷つけられ、発生した炎症物質によりDNAが損傷された結果、遺伝子異常が生じ細胞がかん化すると考えられます。

ちなみに建材にアスベストが使用されいる可能性について

1975年以前に建てられた建物は、アスベストが使用されている可能性が高く、
1976年から1995の間は、5%未満なら使用が認められており。
1996年から2006年の間は、1%未満の使用が認められていました。
2006年に0.1%と禁止の基準が厳しくなり、それ以降の建物にはアスベストはまず使われていないと考えられます。

以上、建築部の仲里でした。