豊見城の空の下から
ハイサイ!!グスヨー
建築の安元です。
新年あけまして最初の投稿です。
冬なのに暑い日々が続いていましたが、
この所朝晩寒くなっておりますが、
体調監理十分に気を付けて下さいね。
又、インフルエンザにも気を付けて下さい。
それでは、自分の担当しています
豊見城市新庁舎の現場の報告です。
最近の現場では、コンクリートを打設前に
監理等に配合計画書を提出しまして
JIS認定工場の場合その実績で
現場のコンクリート打設が、開始いたします。
しかし、今回庁舎の建築でもあり、
又、通常出回らない特殊なコンクリートもあり
試験練りを行う事となりました。
今回の現場にコンクリートを
納入する工場が3工場です。
トミコン・儀間生コン・技建の3工場です。
トミコンでの試験練りの状況を紹介します。
FC40-21-20の文字
コンクリートの強度を示す
設計強度が、36N/mm2に
温度補正の3N/mm2を加えて
39N/mm2になるのですが、
沖縄のJISの認定が、40N/mm2になります。
これが、呼び強度となります。
次のスランプは、コンクリートの
柔らかさを示します。
打設するコンクリートは、ある程度の
柔らかさがないと型枠と鉄筋を包み
所定の強度を発揮する為
建築では、30CMの筒に入れて
約18CMや、21CM迄粘度を持った
コンクリートを使用します。
後の20とは、粗骨材を示します。
砂利の大きさになります。
ふるいに掛けて20㎜の砂利を使用します。
後は、混和剤が、AE減水剤の
遅延形1種を混ぜます。
これを試験して、試験体を作り
強度を確認します。
これまでは、通常使われる
コンクリートですが、
技建工場で使うプレキャストコンクリートの
中のコンクリートですが、FC=60になります。
通常のコンクリートの強度とは違い
FC=60(70)-60-20
呼び強度が70N/mm2なります。
スランプは、通常の高さでは、無く
広がる直径でスランプフローが決まります。
水とセメントの比率が、通常の24-15-20の
コンクリートが57%程度に対し
FC=60(70)-60-20の比率は、28.5%です。
セメントの含有量が多いコンクリートになります。
柔らかく、粘度の強く、硬化すると
すごい固さを持つコンクリートになります。
細心の注意を払いながらの
コンクリート打設になると思います。
それでは、豊見城の空の下から
建築の安元が、報告でした。
何方様も、風邪等召しませんように!!