「粟国新庁舎新築工事」 – 株式会社東恩納組

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2022年1月27日建築部

「粟国新庁舎新築工事」

皆さんこんにちは建築部の小浜です。

今年に入り、初の投稿となります。

去年まで配属されていた、なかがみ地域包括センター新築工事も無事に終わることができました。これも近隣の皆様のご協力あってのものだと思います。長い間、ありがとうございました。

※なかがみ地域包括センター

 

今年からは粟国島で行っている、「粟国新庁舎新築工事」という現場に配属しております。

「なかがみ地域包括センター新築工事」はS造(鉄骨造)だったのに対し、「粟国新庁舎新築工事」はRC造(鉄筋コンクリート造)です。

 

今回は、「支保工」について投稿していこうと思います。

まず、「支保工」とは、コンクリートが固まり、強度が出るまでの間

スラブや壁などに掛かる荷重を支えるためのものです。

私が配属されている「粟国新庁舎新築工事」では、パイプサポートを使用しています。

※支保工はコンクリート打設時に動かず、崩れないことが重要になります。

打設時に支保工が崩れてしまうと、安全面、品質面に大きく影響します。

労働安全衛生規則で規定されています。

第二百四十二条 事業者は、型枠支保工については、次に定めるところによらなければならない。
一,敷角の使用、コンクリートの打設、くいの打込み等支柱の沈下を防止するための措置を講ずること。
二,支柱の脚部の固定根がらみの取付け等支柱の脚部の滑動を防止するための措置を講ずること。

 

支保工の脚部には、敷角を設置し、支保工の脚部に対して釘などでしっかり固定する必要があります。

 

敷角は支保工にかかる荷重を、広い面積で受けることによって力を分散させ、沈下防止となります。

 支保工の脚部には根がらみを取り付けなければいけません。

根がらみを取り付け支保工どうしをつなぐことで、支保工が横にずれることを防止することができます。

また、高さがある場合は高さ2m以内ごとに水平つなぎを2方向に設けなければいけません。

支保工だけでもいろいろな決まりがあり、覚えることもたくさんありますが、日々勉強し頑張っていきます。

他にもいくつか決まりがありますが今回はここまでとさせていただきます。

 

以上、建築部の小浜でした。

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