うるま市物流倉庫新築工事より
こんにちは。建築部の東恩納です。
空梅雨だったせいもあり沖縄県のダムの貯水率も心配されましたが、毎週の台風接近のお陰で6/19現在で、ダムの貯水率は70.9%と発表されています。一安心と言った所でしょうか。
現在現場では磁気探査(戦時中の忘れ物がないか不発弾を探査中)を行ってる最中です。
さて、今回は新たに配属された沖縄県うるま市の物流倉庫の現場より杭工事の「試験杭」についてお届けしたいと思います。
試験杭とは、実際に杭を打設し支持層の確認を行う事で、事前に行っているボーリング調査通りに支持層があるかを確認します。
「試験杭」以外の杭を「本杭」と言い、何が違うかというと言うと「試験杭」は「本杭」より1m~2m程度杭長を長くし、支持層が予定より深かった場合にも対応できるようにしています。※特に杭の仕様が変わるわけではありません。
今回の杭工法はプレボーリング併用打撃工法で施工します。
標準的な工法で、打撃時に測定記録される1撃当たりの貫入量やリバウンド量から、杭の支持力を客観的確認できる信頼性の高い工法ですが、打撃貫入による支持力発現のため、騒音・振動が発生します。
今回の現場は、敷地も広く隣接している建物とも距離があるためこの工法を採用しております。
建物の基礎となるとても重要な作業となりますので、1本1本しっかりと管理し、安全で安心な建築物を建築していきます。
今回はここまで、次回の僕のブログで試験杭の状況などお届け出来るかと思います。
連日暑い日が続きますので、熱中症対策をしっかりして行きましょう。
以上入社4年目の東恩納でした。