うるま市物流倉庫新築工事 – 株式会社東恩納組

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2018年8月13日営業

うるま市物流倉庫新築工事

おはようございます。

今回は、うるま市で施工中の僕の配属の現場、『うるま市物流倉庫新築工事』の進捗状況並びにプレボーリング併用打撃工法(支持層までアースオーガーで掘削していき支持層に杭を打撃貫入していく工法)の施工手順を説明したいと思います。

現在の進捗状況は、磁気探査も終わり杭工事の試験杭打設の施工を行ってます。

施工手順を説明したいと思います。

まず杭の打込み位置に杭径+200mmのアースオーガーをセットします。

続いて、2方向からトランシットや下げ振りなどを使用して鉛直精度を確認しながら所定深度(杭長-1,000)まで掘削していきます。

続いて、所定深度(杭長-1,000)まで掘削した後の掘削孔に下杭を建込んでいきます。

続いて、下杭を溶接バンドで固定し上杭を建込んでいき下杭と上杭の継手を半自動溶接機で3層溶接していきます。

全周を規定の層の通り溶接し終わりましたら下杭+上杭を7.0tのパイルハンマーの打撃で建込んでいきます。

打撃を行っていき、杭が打ち止り始めたら杭貫入量測定記録表にてリバウンド量や貫入量や支持力の確認をしていきます。

杭貫入量測定記録表

支持力を確認して2mm前後の貫入量で十分な強度が出てこれ以上入らない所で打ち止めになります。

下記写真が杭打設完了になります。

安全対策として杭開口部に鉄筋で溶接していきます。

この後、土嚢袋に砂を入れたもので穴を塞いで終了となります。

以上今回のプレボーリング併用打撃工法の施工手順は以上になります。

長くなりましたので今回はここまで。

以上建築部東恩納でした。

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