コンクリートの養生について – 株式会社東恩納組

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2026年8月13日建築部

コンクリートの養生について

こんにちは、建築部の池原です。

コンクリートの養生について

コンクリートの養生とは、打設後のコンクリートを適切な温度と湿度で保護し、所定の強度や耐久性を発揮させるための管理作業です。

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1、養生の目的と意味

①、セメントと水の「水和反応」を進め、設計どおりの強度を出すための工程です。

②、乾燥しすぎや急激な温度変化を防ぎ、ひび割れ・強度低下・水密性低下をおさえます。

③、鉄筋など内部の鋼材を錆びにくくし、長期の耐久性を確保する役割もあります。

2、具体的に何をする作業か

代表的には次のような方法でおこないます。

①、散水や水張りでコンクリート表面を常に湿った状態に保つ「湿潤養生」

②、シートや膜材で覆い、水分の蒸発を抑える「保水養生」

③、毛布・断熱シートなどで覆い、寒さや急激な温度変化から守る「保温養生」

一般に、打設後しばらく(目安として少なくとも数日~1週間程度)は、こうした養生を続けて初期強度を確保します。

3、養生の理由

コンクリートの養生は、必要な水分と湿度を保って、しっかり硬化させるためにおこないます。

セメントは水と反応して強さが出るので、途中で乾きすぎたり冷えすぎたりすると、性能が落ちやすくなります。

4、起こる問題

養生が不十分だと、次のようなことが起こりやすくなります。

①、強度が出にくい

②、表面が乾いてひび割れしやすい

③、耐久性がさがる

④、仕上がりが悪くなる

特に、若いうちのコンクリートは傷みやすく、早すぎる乾燥や温度変化、外からの荷重の影響を受けやすいとされています。

5,何を守るか

養生では主に、乾燥防止と温度管理をします。

国土交通省の資料でも、水和反応を進めて空隙減らし、品質を確保するうえで養生が重要だと示されています。

寒い時期は凍結対策、暑い時期は急乾燥対策も必要です。

設計どおりの強さと長持ちする性能を出すために、打設後のコンクリートを守る作業が養生です。

6、暑中コンクリートの注意点

①、暑中コンクリートでは、打設後の急激な乾燥を防ぐために、散水や湿潤シートで表面を常に湿った状態に保つ方法が基本です。

具体的な手段としては

①、散水養生:打設後の表面にこまめに水を与えて、乾燥をふせぎます。

②、湿潤シート養生:保水性のあるマットやシートをかぶせて、表面の水分が逃げにくい状態をつくります。

散水と組み合わせると効果が安定しやすいです。

③、打設時間の調整:気温が高い昼間を避けて、朝夕など比較的涼しい時間に施工する方法も有効で、施工時の温度上昇を抑えやすくなります。

7、現場での考え方

現場では、散水だけに頼らず、湿潤保持と日射対策を組み合わせるのが実務的です。

暑い日は表面乾燥が早いので、打設直後から切れ目なく対応することが大切です。

以上、今回はコンクリートの養生と目的・方法について述べてみました。