ライオンズ宇地泊より – 株式会社東恩納組

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2021年4月5日建築部

ライオンズ宇地泊より

皆さんこんにちは! 建築部玉城です。

寒さの残る三月も過ぎ去り4月を迎えました。
季節の変わり目でありこれから先気温も上がっていくと思われますので、体調を崩さないように自己管理をしっかりと行いましょう。
又、熱中症予防も心がけていきたい所ですね。

ライオンズ宇地泊の現場の方では建物完成に向けて終盤に差し掛かっており、外構工事も進んでおります。

なので今回は外構工事の擁壁で使用しております「ダウエルバー」と呼ばれるものについて話していきたいと思います。

ダウエルバーとは何か?

ダウエルバーとは
コンクリート構造物(擁壁、ボックスカルバート、共同溝)などの接手部分に使用され、温度変化による収縮や硬化収縮、不等沈下の防止、縁部の補強等の役割があります。

具体的に補強とは?

バーなしの場合は加重などの力が加わった場合、その部分のみで負担するためにたわみが大きくなり

バーがある場合は加重が加わった部分以外にもバーを伝って伝達され、応力やたわみが低減されます。


ダウエルバーには種類があり、形状で棒状の直筋タイプと杖型のステッキ筋があります。

施工法としては

1.バーに潤滑剤を塗布し、VPのキャップに挿入するタイプ

2.上記とは違い潤滑剤を塗布せず潤滑剤の代わりに充填剤を充填するタイプ

3.潤滑剤を塗布し先端にだけキャップを取り付けるタイプ

上記の3種類あり直筋は3タイプありますがステッキ筋は1・2のタイプのみになっています。

建築物などに使用する金物をみていると見えないところほど様々な工夫がされていてとても面白いですよね。
私も見えない部分だからこそ丁寧にしていけるようにしていきたいです。

さて、新年度は昨年度よりもより良い結果を生み出せるように頑張っていきましょう!
以上 建築部玉城でした