ラスパネル型枠 – 株式会社東恩納組

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2022年5月10日建築部

ラスパネル型枠

ラスパネル型枠

 

皆さんこんにちは、建築部の宮里です。今回はラスパネル型枠について勉強したので、皆さんにも共有したいと思います。

まず、ラスパネル型枠のメリットとして打設後の解体が要らない捨て枠の様なものです、そのため工期が短縮にもつながります。つまり解体が要らないということは、建物の規模が大きければ大きいほど工期短縮につながるという事です。

次に施工手順として①幅を決めるためくぎを打ちます。②ラスパネルを両面に張り、結束線で取り付けます。ネットのジョイント部分は、縦方向は、リブとリブを重ねて、横方向は100mm以上重ねて結束線で固定します。③縦桟用パイプを取り付けた後、横桟用パイプを金物、ワイヤーセパで締め固めます。④打設時にはコンクリートホース口を直接メッシュに宛てないように打設します。バイブレーターの使用はメッシュから少し離し、なるべく中央部に挿入します。⑤桟木・パイプなどを取り外します。ここまでが一連の流れになります。

また、ラス型枠の打設後の見た目があまり綺麗には見えません。そのためラス型枠が使われる場所は建物の基礎がほとんどです。

打設時の注意点として、ラス網が外れるということがないように留意しましょう。また、打設時も一気に打ち上げるのではなく、段階的に打ち上げるなどコンクリート打設管理をしましょう。

私が配属されている西原グリーンセンター自走式駐車場新築でもラス型枠を使用したのですが、注意点をしっかり守り打設したことによりうまく打設することができました。

以上、建築部の宮里でした。