中頭地域包括センター新築工事「鉛直磁気探査」 – 株式会社東恩納組

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2020年8月31日建築部

中頭地域包括センター新築工事「鉛直磁気探査」

皆さんこんにちは、建築部の小浜です。

旧盆の時期に入り、連休に入る人も多いと思いますが、コロナウイルスの感染はまだまだ終息しておりません。
感染対策はしっかりと行いながら旧盆をすごすようにしましょう。

さて、今回私が投稿する内容は「磁気探査」についてです。

磁気探査とは鉄類の持つ磁気を測定することにより、磁気異常物の磁気量及び位置(深度)を算出して、磁気異常物を発見する目的があります。
これを行うことで不発弾の有無、位置(深度)を把握することができます。

磁気探査にもいろいろと方法がありますが、今回は私が配属されている現場で行った「鉛直磁気探査」について書いていこうと思います。

 

1. 探査孔位置出し

探査孔配置計画に基づいて、測量機器等を用い探査孔(ボーリング孔)の位置設定と標高を求める。

 

2.削孔

ボーリング機械により探査孔を鉛直にガイドパイプで削孔し、その中に磁気傾度計を挿入して探査孔直下の安全確認を行う。
(安全確認作業は、削孔~探査(0.3m~1.0m毎)を繰り返し、計画深度まで掘り下げる。)

 

3.鉛直磁気探査

計画深度まで削孔が完了した後、再度孔口から孔底までできるだけ一定速度を保ち、連続的に磁気傾度計で探査を行う。
その時、深度情報として記録測定員に1m毎に合図を送ることで、磁気異常検出時の深度確定ができる。

このように「鉛直磁気探査」は行われます。

今回はここまでとさせていただきます。

以上、建築部の小浜でした。