合板について – 株式会社東恩納組

STAFF BLOG

スタッフブログ

2019年3月7日営業

合板について

こんにちは!建築部の安里です。

最近は寒かったり暑かったりの繰り返しで、体調を崩しやすいので十分注意しましょう。

さて今回は、建設現場で使われるベニヤ(Veneer)板、合板・コンパネ・構造用合板について書きたいと思います。

ベニヤ板というのは、薄い1枚(単層)の板のことを言い、この板を何枚も重ね合わせて接着した物をベニヤ合板と呼びます。樹種は広葉樹と針葉樹の国産材と外材があります。

コンパネとは、コンクリートパネルの略でコンクリートの型枠用合板のことです。脱型しやすくするために型枠として使う前に剥離剤などを塗ってから使用されますが、最初から塗ってある製品のパネコートというものがあります。一般的に厚みは12㎜で、サイズは900㎜×1800㎜や、尺貫法による910㎜×1820㎜のサイズの合板が基本として使われます。

コンパネ(針葉樹)/パネコート

 

 

 

 

構造用合板とは、構造用下地に使うための合板でクロスや化粧板等を施工する際の下地、木造建築では壁・床・屋根の下地材として使われ、耐震性・耐風性・気密性・防音性に優れます。構造用合板は工事でではなく建築物に使われるので「強度等級」「ホルムアルデビド放散量」「板面の品質」等でいくつもの日本農林規格「JAS」で認定されたものを使用します。厚みは一般的に9㎜、12㎜、15㎜がよく使われます。サイズは910㎜×1820㎜のサブロクサイズとなっています。

(仮)町田機工那覇営業所(D棟)新築工事では後々ホワイトボードを設置するということで構造用合板が使用されました。ホワイトボードはビスでとめるのですが、重くて石膏ボードでは支えきれないためです。

  

 

ちなみに1尺は303㎜(30.3cm)です。建設現場で使われている板のサイズを表す言葉でサブロク版とシハチ版というものがあります。サブロク版は3尺×6尺=909㎜×1818㎜ですがきりよく910㎜×1820㎜のサイズの板になります。ㇱハチ版は同様に4尺×8尺=1230㎜×2430㎜の板となります。

 

今回はここまでにしたいと思います。

以上、建築部2年目安里からでした!

 

関連記事

2024.02.02営業
2024.01.19営業
2023.12.13営業
2023.12.06営業