基礎・基礎梁打設 – 株式会社東恩納組

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2018年11月14日営業

基礎・基礎梁打設

皆さんこんにちは!建築部の大城です。

沖縄ホーメルの現場では、基礎・基礎梁(372㎥)の打設を行いました。

雨が心配されましたが無事に晴れてくれて打設も無事完了することができたのでよかったです。

本日は、コンクリート打設の流れを大まかに紹介していきたいと思います。

朝礼終了後打設に係わる職人全員で打設前の打ち合わせを行います。(※参加業者: 圧送6人 打設班16労務2 左官4人 鉄筋2人 設備2人)

内容は、ポンプ車の配置の確認ミキサーの出入り口の確認や旋回場所の確認、誘導員の設置

打設時の鉄筋の掃除等の指示、コンクリートの細かいレベル等の確認、打設位置や打設順序の確認を打設計画書にもとづいて説明をしました。

 

打設計画書・計画図

ポンプ車を所定の位置に配置させ次にコンクリートの試験を行います。

この試験では、スランプ試験、空気量測定、塩化物イオン濃度試験を行います。

スランプ試験が 設計15㎝ 実施17㎝ 公差±2.5㎝で合格です。

この試験は、スランプ値でコンクリートの流動性を調べる試験です。

スランプ値が大きいほど流動性は良くなるが、単位水量や単位セメント量の増大により耐久性の低下やひび割れなどを起こします。

塩化物量が設計・公差0.3㎏/㎥以下 実施0.04㎏/㎥で合格です。

この試験では、コンクリートン中に含まれる塩化物イオンの濃度を測定し錆びの発生しやすさを調べる検査です。

塩化物イオンの濃度が高いほど、中の鉄筋が錆びやすくなります。

空気量が 設計4.5% 実施3.9% 公差±1.5で合格です。

コンクリート中に空気量が多いと圧縮強度が下がります。

最後は圧縮強度試験で、テストピースに6個分にコンクリートを採取し28日間水中養生を行い圧縮試験機にかけて、機械的に圧縮した時の強度を平均値で割り出します。

試験が終了し設計値が確認できたら打設開始です。

無事事故もなく打設終えることができたのでよかったです。

これからも気を緩めずがんばっていきます!

以上入社2年目大城でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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