場所打ちコンクリート杭② – 株式会社東恩納組

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2016年7月12日建築部

場所打ちコンクリート杭②

みなさんこんにちは。
工事部の神谷です。
暑い日が続いていますのでしっかり水分補給、塩分補給して熱中症にならにように注意しましょう。
さて、今回のブログでは前回のブログで書いたオールケーシング工法併用拡底杭の施工方法をもう少し詳しく紹介しようと思います。
施工方法ですがまず初めに全旋回ジャッキをセットします。全旋回ジャッキはケーシングをつかんで回転させながら地中を掘っていくためのものです。
セットする際の注意点としまして杭芯がずれないように真ん中にセットし水平機と使って水平・垂直を確認しながら調整する必要があります。

全旋回ジャッキをセットした後はケーシングを建込み、ハンマーグラブで掘削していきます。ケーシングを回転させて圧入し、ケーシングの中に溜まった土をハンマーグラブで取り除いていきます。
ケーシングが垂直になっているかトランシットを使って確認する必要があります。
掘削状況↓
ファイル 936-1.jpg

ファイル 936-2.jpg

掘削完了後、拡底部の掘削をするためにケーシングを拡底バケットの寸法に合わせて引き抜きます。

拡底部掘削は拡底バケットを使い上部を掘削した後、下部を掘削し最後に一次スライム処理(底ざらい)を行います。
拡底バケット↓
ファイル 936-3.jpg

拡底部掘削状況↓
ファイル 936-4.jpg

ファイル 936-5.jpg
長くなりそうなので続きはまた次回紹介しようと思います。
以上。工事部の神谷でした。

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