安全ヘルメット – 株式会社東恩納組

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2015年6月30日建築部

安全ヘルメット

こんにちは。工事部の宮城です。
日差しが強く、とても暑い日が続いていますが、
皆さん体調管理は大丈夫ですか?

さて今回のブログでは、建築現場において着用しなければ
いけないもの、安全ヘルメットについて紹介したいと思います。

安全ヘルメットは、帽体、着装体、衝撃吸収ライナー、アゴ紐等の
種類によって分かれています。
ファイル 672-1.bmp

まず帽体とは、頭部を覆う硬い殻(かく)体のことをいい、
作業する内容において、様々な種類があります。
東恩納組のヘルメットは、FRP(繊維強化プラスチック)と
よばれる素材のヘルメットを使用しています。
FRPとは、ガラス繊維などの繊維をプラスチックの中にいれて、
強度を向上させたものをいいます。
耐熱性、耐候製にとても優れていて、災害備蓄用に最も
適する材質です。

そして、着装体の中に、ハンモックと呼ばれるものがあり、
これは衝撃を吸収する大切な部分です。
ハンモックの効果で衝撃が十分の一の緩和してくれるそうです。
次に、帽体とハンモックの空きの部分に白い発砲スチロールが
ついていますがこれは、衝撃吸収ライナーといい、これがあることで
さらに衝撃の吸収力を高めます。

これらにはすべてに役割があり、その大きなものとして、
衝撃吸収という役割があります。
外部からの衝撃をヘルメット全体で吸収して、頭に伝わる衝撃を
最小限に食い止めることができます。

まず第一段階として、最初にハンモックが伸びて衝撃を吸収します。
このために帽体とハンモックの間に十分な隙間が用意されています。

第二段階として、帽体がひずんで衝撃を受け止めます。
このときに衝撃吸収ライナーが内装されていると、より大きな衝撃
を吸収することができます。

第三段階として、帽体が衝撃を受け止めた後、帽体は元の形に
戻ろうとします。このとき起こる反発するエネルギーは人間の
頚椎に衝撃を与えます。FRPのヘルメットは割れることにより
このはんぱつエネルギーを吸収して、頸椎への障害を、
最小限に抑えることができます。
ファイル 672-2.gif
安全ヘルメットは様々な種類のものがあります。
その作業する場所や用途にあったヘルメットを選ぶ
必要がありますね。

工事現場ではヘルメットをつけていない作業員は誰一人として
いませんよね。
安全で、事故を起こさない作業環境をつくっていくために
ヘルメットを着用することは自分の命を守るとても
大切なことです。
ファイル 672-3.jpg
ミルコ山内の現場も安全1番・作業は2番で最後まで
気を抜かずに頑張っていきます。

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