建物の構造の話
みなさん、お疲れ様です。営業部の宇江城です。
本日は、建物の構造について少し触れたいと思います。
建物の構造には、大きく分けて鉄筋コンクリート造・木造・鉄骨造
の3つの種類があります。
1.鉄筋コンクリート造
沖縄県で多く見られる、コンクリート住宅の事です。
メリットとしては、 耐火性・耐久性・耐震性が高いと言
う特徴があります。
デメリットとしては、コンクリートを養生する為、期間が
長く、コンクリートと鉄筋で構造体
を作るため、建物の重量が重いので
地盤に注意が必要です。
3種類の内一番コストがかかる場合
があります。
2.木造
近年、沖縄県でも増えてきた工法で、昔は木造住宅が主流でした。
メリットとしては、 狭い土地でも、大型の重機を使用し
ないため、効率よく家づくりができ
ます。建物自体の自重が軽く、基礎
工事が安価でできます。
工期が短いのも特徴です。
デメリットとしては、シロアリの対策に注意が必要で、湿
気や通風に配慮する必要があります。
木造の軸組工法の場合は、職人の技
術で施工にバラツキがでる場合があ
ります。
3.鉄骨構造
商業店舗や大型施設によく使われる工法です。
メリットとしては、 強度が高く、工場にて製作するため
生産制度が高くなります。
大空間を作ることができるため、間
取りの変更等のライフスタイルの変
化にも対応できます。
デメリットとしては、熱を伝えやすく、熱で変形する特徴
があります。あと、サビの問題が心
配されます。
上記のように建物の構造にもいろいろな種類があり、その中にもいろ
いろな工法があります。(ラーメン構造や壁式構造等)構造体の種類
によってコストにも影響するため、さまざまな方面からの検討が必要
だと考えています。
東恩納組では、これまでに多数の住宅を作らせて頂いていますが、アフターフォローをする際に、お客様から
「この部屋、息子が結婚して、今では倉庫になっているんだよね」
という話をよく伺います。
リフォームして部屋をひとつにすることは簡単ですが、費用は予想以上にかかるものです。
そう言った、お客様の要望を基に、企画計画してきたのが
「Simple+1」です。
構造体を鉄骨にし、大きな空間を取ることができ、間取りも自由に変更できるように工夫を行っています。鉄骨造を採用した理由として鉄筋コンクリート造よりも工期が早くなるため、コストも抑えることができ、お客様に低コストの住宅を提供できると考えていますので、ご相談をお待ちしております。