新たなる成長のために・・・12 – 株式会社東恩納組

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2018年1月22日建築部

新たなる成長のために・・・12

建築部の具志です。

1月22日(旧12月6日)は、カレーの日(日本)  だそうです。1982年、全国学校栄養士協議会が学校給食開始35周年を記念して1月22日の給食のメニューをカレーにすることに決められ、この日、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたそうです。

学校給食、おいしかったですね。

今回は、『豊見城市新庁舎建築工事(庁舎棟)』ので使用されている仮設足場についてお話しします。

まず、仮設足場とはなんでしょう?

私たちの街を見渡すと、ビルやマンション、ホテル、学校などの建物のほか、高速道路、橋などの建造物があります。これらの建造物が完成したときは、姿は見えませんが、でき上がるまでには、縁の下の力持ちである”仮設”というものが存在します。この仮設を使って完成させる建造物を”本設”といいます。”仮設”といっても範囲が広く、(1)建設現場での事務所や足場、囲いなどのほか、(2)災害時に活躍する仮設住宅などがあります。

ここで、説明を行う”仮設”は(1)の建設現場等の”仮設足場”です。

どんな工事でも、まず、働く人たちの作業が安全にできる設備がなければ、何もできません。その作業をする仮設設備を”足場”といいます。 足場があって初めて、作業ができるのです。 建設工事中に使用する仮設は、工事が終われば必ず片付けられます。ですから”仮設”というわけですが、これがなければ工事は出来ません。

仮設足場といってもいろいろな種類、工法があります。まず一般的な仮設足場として挙げられるものが、

※仮設足場イメージ

仮設足場といってもいろいろな種類、工法があります。

まず一般的な仮設足場として挙げられるものが、

「枠組み足場」です。

鋼管を門型に溶接された建枠にはめ込み、交差筋違い・鋼製布板などの基本部材を組み合わせて積み上げていきます。 施工高さは原則地上45m程度まで可能で、高層のビル・マンション建設にも適用可能です。

※枠組み足場イメージ

次に「単管(鋼管)足場」

「単管」と呼ばれる鉄パイプを組み合わせて建てる工法。 鋼管に金具を噛み合わせ、ボルトで締めることでパイプ同士を接続して、足場を組み立てます。小規模な工事や作業現場、幅が狭いビル間での足場として用いられます。

「吊り足場」

足場を下から組み上げるのではなく、上部から吊り下げる工法。 鉄骨梁などから吊り材によって作業床を支持します。

※吊り足場イメージ

そして『豊見城市新庁舎建築工事(庁舎棟)』では「くさび式足場」を採用しています。

使われる各部材には凸金具、または凹金具※が備えられており、その金具同士をハンマーで打ち込むことで固定し組み立てる工法です。 一定間隔に支柱となる鋼管を置き、緊結部付きの水平材、斜材などをくさびで緊結して足場を作ります。 低中層建築物への工事に適しています。

見た目は、「枠組み足場」と差ほど変わらないのですが、①手すりを床より先に組むことが出来るので足場の組立・解体が安全②少人数での作業が可能で、コスト及び作業時間の短縮が図れる③軽量かつ耐久性が高いなどのメリットがあるそうです。

※メーカーのカタログの受け売りですが・・・

※くさび式足場イメージ

仮設足場ひとつにしても色々な種類・工法が有ります。

私たちは仮設足場の計画・実施を行い、工事の始まりから終わりまで、けが・事故の無いように心がけていきたいと思います。

今日はここまで。