豊崎よりお届け。No.3
皆様、こんにちは。
建築部の知名です。
1月も中盤を過ぎてしまいましたが今年初のブログですので 「明けましておめでとうございます。」
さて、私のいる にじのほし保育園は無事、年末にコンクリートの打設を行うことができました。年が明けまして、1階の鋼製建具工事(アルミサッシ)や内部工事の段取りをしています。
それと屋上部分に室外機置き場とハト小屋があったのでそちらの準備をし、コンクリート打設を行いました。
建築業界では割と一般的に使われている言葉(図面にも記載されてます)ですが、ハト小屋と言ってもハトを飼うわけではないですよ。
ビルやマンションなど、コンクリートの建物は、あとから建物に穴を開け配管を通したりするのが好ましくありません。そこで給水管や電気、電話などの引き込みのために、1階から屋上までPS(パイプスペース)を設け、あらかじめパイプを引き通しておきます。そうするとあとから、電話線を増設したりするときに、この配管を利用して引き込むことができるようになるわけです。
また、屋上に出た部分は当然ながら風雨に晒されます。そのままでは配管を伝って、雨漏りの原因になってしまいますので屋上に出た部分を屋根で囲うわけですが、この囲いのことをハト小屋といいます。
上の図がハト小屋の断面図です。雨漏りの原因にならないようにAの部分はシールを打ち、Bの部分は屋上防水を立ち上げます。
今回は、これで以上となりますが改めまして
「今年もよろしくお願いします」 以上、建築部の知名でした。