新たなる成長のために・・・6-2 – 株式会社東恩納組

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2017年3月30日営業

新たなる成長のために・・・6-2

 こんにちは。
 工事部の具志です。

 毎月30日は『みその日』
 全国味噌工業協同組合連合会が1982年9月に制定。「みそ(三十)」の語呂合せだそうです。

 前回に引き続き、私の担当している『豊見城市新庁舎建築工事(庁舎棟)』で行った『免震ベースプレート』の工場製品検査についてお話しをします。
 「製品検査」とは製品が出荷される直前の段階で、完成した製品および完成品の状態で規程要求事項を満たしているかどうかを検証するために検査、試験するのが「製品検査」です。
 今回の製品検査ではどのようなことを行ったかというと、『免震ベースプレート』の寸法・反り・ボルト位置等々の確認を行いました。
ファイル 1116-1.jpg
上の写真が『免震ベースプレート』です。

ファイル 1116-2.jpg
外形寸法を測定します。
※判定基準:外形寸法±2.5㎜以内コンベックスでX・Y方向(各1箇所づつ)測定します。

ファイル 1116-3.jpg
板厚寸法を測定します。
※鉄板の厚みの違いにより変わりますが、今回測定の板厚はt=16㎜なので判定基準:板厚寸法±0.95㎜以内
ノギスにて測定を行います。

ファイル 1116-4.jpg
ボルト位置・径を確認します。
※判定基準はテンプレートをあてがい、相違がないこと

ファイル 1116-5.jpg
プレートの平坦度(反り)の検査をします。
※判定基準は対辺間距離の1/500以下かつ3㎜以内
ストレートエッジという測定治具を用いて反り・歪みの確認を行います。

他に、塗装膜厚検査・溶接部外観・強度検査等々を行いすべて判定基準内であることを確認しました。

このような工場検査も行いながら、品質の良い建物、尚且つ安全で事故の無い現場を運営していきたいと思います。

今回はここまで。

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