毎日急行物流倉庫新築工事(造成)より – 株式会社東恩納組

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2020年8月13日土木部

毎日急行物流倉庫新築工事(造成)より

こんにちは、土木部の高江洲圭吾です。
今回がブログ二度目の投稿となります。よろしくお願いします。

夏もこれからが本番といった暑さになってきていますが、熱中症に気を付けてこまめな水分補給、塩分摂取を心がけ、3食しっかり食べ栄養を取り、暑い夏を乗り越えましょう。
また、コロナが沖縄でも流行っている現状ですので、現場でも朝はスタッフ、作業員ともに全員の体温確認を行っております。
さらに手洗い、アルコール消毒も徹底するよう朝礼で話しています。

 

今回のブログの内容は、前回お話しした、現場で行っている赤土対策の主に行っている3つの「裸地を発生させない」、「赤土の混ざった濁水を流出させない」、「濁水を貯め濁りを取り除く」ということについてどのように行っているかを書いていきたいと思います。

まず、「裸地を発生させない」ですが、今回の現場は山を伐開しながら行っているためどうしても裸地というのは発生してしまいます。
そんな時どうするかというと、このように仮表土保全といい、ブルーシート被覆をこのように行っています。

これによって、裸地による赤土流出というものを防いでいます。

2つ目に、「赤土の混ざった濁水を流出させない」は土嚢により小提工をつくり、現場からの赤土の流出を防いでいます。

3つ目に、「濁水を貯め濁りを取り除く」ですが今回の現場では、横40m、縦20m、深さ2mの約1600㎥の沈砂池を掘りそこに山から流れてくる水、雨水を貯めることで流出を防いでいます。雨が降った際その沈砂池に現場の水を貯めているのですが、それをただ排出するのではなく、濁水除去プラントを設置しています。

沈砂池にたまった濁水に、この機械を通して凝集剤をいれ水と粒子に分け、不純物を除き、きれいな水にしてから川に流しています。
このようにして現場では沖縄のきれいな海を守るためいろいろな工夫をこらし、赤土の対策をしています。
みなさんもサンゴを守るため、海岸や海をよごさないようにするにはどのようにすればよいか考えて、身近なことから実行しましょう。

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