浦添市大平より
皆さんこんにちは、建築部 東江です。
今日は現在携わっている、在宅介護総合支援センター
「やえせAssenbleGarden(アセンブルガーデン)」
の建物を受け止める、支持地盤について紹介したいと思います。
まずは写真をご覧ください。
島尻層泥岩(しまじりそうでいがん)という、南西諸島に広く分布する泥岩の地層です。
古代に大陸から堆積した泥灰からできた土壌で、砂や泥の層が隆起によって地上に現れた地層です。灰色〜青灰色をしており、非常に細かい粒子で出来ています。
豊富なミネラル分がふくまれており、泥を利用した美顔パックもあるそうです。
沖縄本島、宮古島ではクチャと呼ばれ、特に南部の太平洋側に広く分布しており、
風化したものはジャーガルと呼ばれ、どちらも透水性が少ないそうです。
名称に聞き覚えはあるのですが、今回の現場で再認識することができました。
土の種類は他にも、礫混じり粘土、シルト質砂礫などありますが、またの機会に
紹介したいと思います。
それでは、浦添市大平より東江がお届けしました。