鉄骨工事 – 株式会社東恩納組

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2021年12月7日建築部

鉄骨工事

皆さんこんにちは、4月に建築部に入社した宮里です。

今回は私が配属されている、なかがみ地域包括センター新築工事の構造体の鉄骨構造について調べたので皆さんにも共有したいと思います。

まず鉄骨構造には軽量鉄骨造と重量鉄骨造の2種類があります。軽量鉄骨造は、厚さ6㎜未満の鋼材を使った構造です。主に2階建ての戸建てや小型店舗にもよく利用されます。 重量鉄骨は、厚さ6㎜以上の鋼材を使った構造です。軽量鉄骨よりも強度があるため、3階建て以上のマンションやビル、大型店舗などの多くに使われます。

ちなみに私が配属されている現場では、3階建て以上で鉄骨の厚さが6㎜以上なので重量鉄骨造になります。

重量鉄骨造では、柱と梁を一体化した「ラーメン構造」と呼ばれる構造が採用されています。そのため、広い空間を確保できるとともに、吹き抜けやビルドガレージといった間取りにも柔軟に対応できます。 また、軽量鉄骨よりも厚みがある材料を使用するため、より耐久性や耐震性の高いのも特徴です。

なかがみ地域包括センター新築工事でも、鉄骨造の特徴を生かして広い空間を取ることで、開放感があります。

また、鉄骨造の施工の大まかな流れとして、鉄骨の立て方を終えるとデッキプレートを敷き、各階土間コンクリートを打設します。

その後、外壁を建て込みます。この現場の外壁は、ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)という外壁を使用しています。

外壁が終わると内部の間仕切り壁をLGS(Light Gauge Steel)を使用して組立てていきます。

壁や天井の下地を組終えたら、ボードを貼っていきます。

間仕切り壁の施工を終えると、内装工事に入り、クロス・腰壁シート・床シートなどを貼って仕上げ工事を進めていきます。

仕上げ工事を終えた後は、クリーニング行い、床にワックスをかけて工事が完了します。その後、いくつかの検査を終えて引き渡しとなります。

今回は、鉄骨造の特徴と工事の大まかな流れを勉強しました。当現場は、12月20日の引き渡しを予定しています。

この現場で学んだことを次の現場で活かせるように日々勉強をしていきたいと思います。

以上宮里でした。

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